特許
J-GLOBAL ID:200903036353109456

直接接触伝熱型蒸気発生器

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 村瀬 一美
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-173645
公開番号(公開出願番号):特開2000-009887
出願日: 1998年06月19日
公開日(公表日): 2000年01月14日
要約:
【要約】【課題】 蒸気条件に優れた過熱蒸気を得る。【解決手段】 炉心を通過して高温となった液体ナトリウムが流れる一次冷却系配管28が上方から下方に向けて通過する容器29と、この容器内に溜められて液体ナトリウムの熱によって暖められる二次冷却材30と、この二次冷却材30の中に水を直接注入する注水ノズル6と、二次冷却材30とその中に注水ノズル6から直接注入された水との直接接触伝熱によって蒸気を発生させる蒸気発生部34と、二次冷却材30から離脱した蒸気と一次冷却系配管28内を流れる一次冷却材との間で熱交換し過熱蒸気を発生させる過熱蒸気発生部31と、容器29の上部に設けられた蒸気出口7を備え、蒸気発生部34で一次冷却材によって加熱された二次冷却材30と水との直接接触伝熱によって蒸気を発生させると共に、この蒸気あるいは若干過熱された蒸気を過熱蒸気発生部31の空間を上昇する間に一次冷却系配管28を流れる高温の一次冷却材で過熱し、蒸気条件に優れた過熱蒸気を得る。
請求項(抜粋):
炉心を通過して高温となった液体ナトリウムが流れる一次冷却系配管が上方から下方に向けて通過する容器と、この容器内に溜められて前記液体ナトリウムの熱によって暖められる二次冷却材と、この二次冷却材の中に水を直接注入する注水部材と、前記二次冷却材とその中に前記注水部材から直接注入された水との直接接触伝熱によって蒸気を発生させる蒸気発生部と、前記二次冷却材から離脱した前記蒸気と前記一次冷却系配管内を流れる前記一次冷却材との間で熱交換し過熱蒸気を発生させる過熱蒸気発生部と、前記容器の上部に設けられた蒸気出口を備えることを特徴とする直接接触伝熱型蒸気発生器。

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