特許
J-GLOBAL ID:200903044937130255

同期検波装置および同期検波方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 鷲田 公一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2001-395167
公開番号(公開出願番号):特開2003-198650
出願日: 2001年12月26日
公開日(公表日): 2003年07月11日
要約:
【要約】【課題】 コスタス形搬送波再生回路や判定帰還形搬送波再生回路において、特性周波数に関するアクジション特性とBER特性の相反関係を回避して、アクジション特性とBER特性の両方をともに向上すること。【解決手段】 コスタス形搬送波再生回路において、特性周波数が異なる2つのループフィルタ5,7をあらかじめ用意しておき、コスタス形位相誤差検出回路3の出力信号(誤差信号εcostas)に基づいて、2つのループフィルタ5,7の出力信号εlargesmallのいずれか一方を、適宜、VCO11への制御信号εとして選択する。バースト信号受信開始時のロックアップ前の非同期状態では、特性周波数ωnが大きいループフィルタ5の出力信号εlargeを選択して、非同期時のアクジション特性を向上させ、ロックアップ後の同期保持状態では、ωnが小さいループフィルタ7の出力信号εsmallに切り替えて、同期時のBER特性を向上させる。
請求項(抜粋):
受信信号の搬送波成分と再生搬送波との位相誤差を検出する位相誤差検出手段と、それぞれ異なる特性周波数が設定され、設定された特性周波数に基づいて前記位相誤差検出手段の出力信号の低周波成分を抽出する複数のループフィルタと、受信信号の同期状態を検出する同期状態検出手段と、前記同期状態検出手段の検出結果に応じて、前記複数のループフィルタの出力信号の中から、受信信号に同期した搬送波を再生するための少なくとも1つのループフィルタ出力信号を選択する選択手段と、を有することを特徴とする同期検波装置。
Fターム (3件):
5K004AA08 ,  5K004JG00 ,  5K004JJ01

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