特許
J-GLOBAL ID:200903049758070527

無細胞タンパク質合成系による変異タンパク質の製造方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 平木 祐輔
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2003-334083
公開番号(公開出願番号):特開2005-095083
出願日: 2003年09月25日
公開日(公表日): 2005年04月14日
要約:
【課題】アミノ酸配列を任意に改変した変異タンパク質を無細胞的に製造する方法を提供すること。【解決手段】以下の工程を含む、変異タンパク質の製造方法。(a) タンパク質をコードする遺伝子を鋳型とし、リンカー配列を含むフォーワードプライマーと変異配列を含むプライマーA、および変異配列を含むプライマーSとリンカー配列を含むリバースプライマーを組み合わせてPCRを行い、リンカー配列と変異配列を各末端に導入する工程(b) 転写開始領域を含む二本鎖DNA断片、転写終結領域を含む二本鎖DNA断片を相互に鋳型とし、該転写開始領域を含む二本鎖DNA断片の5’末端領域にアニールするセンスプライマーと該転写終結領域を含む二本鎖DNA断片の3’末端領域にアニールするアンチセンスプライマーを用いてPCRを行い、各二本鎖DNA断片を連結させる工程(c) 得られた二本鎖DNAを用いて無細胞タンパク質合成系において変異タンパク質を調製する工程。【選択図】図1
請求項(抜粋):
以下の工程を含む、無細胞タンパク質合成系による変異タンパク質の製造方法。 (a) タンパク質をコードする遺伝子を鋳型とし、リンカー配列を含むフォーワードプライマーと変異配列を含むプライマーA、および変異配列を含むプライマーSとリンカー配列を含むリバースプライマーの組み合わせでそれぞれ1段階目のPCRを行い、リンカー配列と変異配列を各末端部位に導入した2つの二本鎖DNA断片を増幅する工程 (b) 増幅された2つの二本鎖DNA断片、転写開始領域を含む二本鎖DNA断片、転写終結領域を含む二本鎖DNA断片を相互に鋳型とし、該転写開始領域を含む二本鎖DNA断片の5'末端領域にアニールするセンスプライマーと該転写終結領域を含む二本鎖DNA断片の3'末端領域にアニールするアンチセンスプライマーを用いて2段階目のPCRを行い、各二本鎖DNA断片を連結させ、直鎖状二本鎖DNAを増幅する工程 (c) 増幅された直鎖状二本鎖DNAを鋳型DNAとして無細胞タンパク質合成系において変異タンパク質を調製する工程
IPC (1件):
C12P21/02
FI (2件):
C12P21/02 C ,  C12N15/00 A
Fターム (12件):
4B024AA01 ,  4B024BA80 ,  4B024CA01 ,  4B024DA20 ,  4B024GA30 ,  4B024HA01 ,  4B024HA20 ,  4B064AG01 ,  4B064CA21 ,  4B064CA50 ,  4B064CC24 ,  4B064DA01

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