特許
J-GLOBAL ID:200903067298333956

動画像符号量制御方法と装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 内田 公三 (外1名)
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平6-215309
公開番号(公開出願番号):特開平8-065683
出願日: 1994年08月17日
公開日(公表日): 1996年03月08日
要約:
【要約】【目的】 動画像符号化装置において動画像の性質にかかわらず一定の符号量となるように制御する。【構成】 ピクチャ・タイプ61と、その符号量62と、平均量子化ステップ数63とから各ピクチャの複雑度を制御し(100)、許容される最大および最小符号量をVBV(ビデオ・バッファ検証器)の規定に合わせて計算し(160,200)、各マクロブロックにおける量子化ステップに重みづけをし(300)、量子化されたDCT係数を所定の条件で強制的に破棄し(300,400,450)、VBVバッファを適正に保つためにピクチャのスライスの先頭で0ビットのスタッフィングをし(710)、ピクチャ群(GOP)単位で一定の符号量とするためにGOPの最後で0ビットをスタッフィングする(750)。【効果】 どのような動画像の入力があってもGOP単位で一定の符号量を出力できる。
請求項(抜粋):
符号化されたIピクチャ,Pピクチャ,Bピクチャのピクチャ・タイプ(61)とピクチャ符号量(62)と平均量子化ステップ数(63)とから前記符号化されたIピクチャ,Pピクチャ,Bピクチャの調整された複雑度(122,123,124)を求めて制御するための複雑度制御処理をし(100)、復号器ビデオ・バツファをシミュレートして前記符号化された各ピクチャの符号量(62)による前記ビデオ・バツファの占有量を算出して符号化されるピクチャに許容される符号量の最大値(168)および最小値(169)を求めるためのVBV計算処理をし(160)、前記調整後のIピクチャ,Pピクチャ,Bピクチャの複雑度(122,123,124)と前記許容される符号量の最大値(168)および最小値(169)から目標とすべき符号量(226,227,228)と、前記目標とすべき符号量に符号化された符号量が合致するようにピクチャ群の最後にスタッフィングするための0ビットの数(229)とを計算するための目標符号量計算処理をし(200)、前記目標とすべき符号量(226,227,228)と符号化しているピクチャの符号量の累積(64)とから、このピクチャのマクロブロックにおける量子化ステップ数(65)と、符号化すべきDCT係数の個数(349)と、このピクチャのスライスの先頭で0ビットのスタッフィングをすべき0ビットの数(348)とを得るための量子化ステップ制御処理をし(300)、前記量子化ステップ数(65)の指示によりDCT係数(71)を量子化して量子化DCT係数破棄がない場合の量子化DCT係数情報(72)となる量子化されたDCT係数(408)を得るための量子化処理をし(400)、前記量子化されたDCT係数(408)のうち、前記符号化すべきDCT係数の個数(349)を越える部分を破棄して量子化DCT係数情報(72)となる調整された量子化DCT係数(461)を得るための量子化DCT係数破棄処理をし(450)、前記ピクチャから発生する符号量が少な過ぎる場合に前記ピクチャのスライスの先頭で0ビットのスタッフィングをすべき0ビットの数(348)だけの0をスタッフィング符号語(79)とするスライス・スタッフィング処理をし(710)、前記ピクチャ群単位で符号量を一定に保つようにするために前記ピクチャ群の最後にスタッフィングするための0ビットの数(229)だけの0を前記スタッフィング符号語(79)とするためのGOPスタッフィング処理をする(750)動画像符号量制御方法。
IPC (2件):
H04N 7/32 ,  H04N 5/92
FI (2件):
H04N 7/137 Z ,  H04N 5/92 H

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