特許
J-GLOBAL ID:200903078577645820

核酸配列比較分析方法及び試薬キット

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 小川 勝男
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願平10-161800
公開番号(公開出願番号):特開平11-346766
出願日: 1998年06月10日
公開日(公表日): 1999年12月21日
要約:
【要約】【課題】 短断片化された試料核酸のフラグメントアナリシス法を利用した核酸配列比較分析方法を提供する。【解決手段】 野生型由来の試料DNA1、変異型由来の試料DNA2を各々制限酵素により短断片化し第1の断片群の2種4、5を調製し、2種断片群を混合し完全に変性させた後再相補鎖形成を行ない、完全相補鎖9、10、変異型由来の断片と野生型由来の断片間で相補鎖11からなる第2の断片群8を得る。断片11の変異部分3の1本鎖14部分のみを酵素により特異的に切断し第3の断片群15を得る。この第3の断片群の断片のフラグメントアナリシス、及び野生型由来の断片のみで形成された断片のフラグメントアナリシスを行ない両者の電気泳動パターンを比較する。【効果】 変異型試料DNA2の変異の有無の確認ができ、変異部分3を含む断片のみを選択的に増幅し塩基配列決定できる。
請求項(抜粋):
(1)2本鎖の第1の核酸試料、及び2本鎖の第2の核酸試料を、それぞれ制限酵素により断片化して、前記第1、及び第2の核酸試料に由来する2種の2本鎖の第1の断片群を得る工程と、(2)前記2種の第1の断片群を混合して、全断片を変性した後に相補鎖形成反応を行ない、2本鎖の第2の断片群を得る工程と、(3)工程(2)で生じる1本鎖部分を酵素により分解して2本鎖の第3の断片群を得る工程と、(4)前記第3の断片群の各断片の相補鎖を電気泳動して断片長の分布を得る工程とを有することを特徴とする核酸配列比較分析方法。
IPC (4件):
C12N 15/09 ,  C12Q 1/68 ,  G01N 27/447 ,  G01N 33/50
FI (4件):
C12N 15/00 A ,  C12Q 1/68 A ,  G01N 33/50 P ,  G01N 27/26 315 Z
引用文献:
審査官引用 (3件)

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