特許
J-GLOBAL ID:200903089878040364

ナノ構造体を有する磁気及び電気エネルギーの相互変換素子

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 平山 一幸
公報種別:再公表公報
出願番号(国際出願番号):JP2006315189
公開番号(公開出願番号):WO2007-015475
出願日: 2006年08月01日
公開日(公表日): 2007年02月08日
要約:
電気エネルギーを磁気エネルギーに変換して蓄積し、蓄積した磁気エネルギーを必要なときに電気エネルギーとして取り出す、ナノ構造体を有する磁気及び電気エネルギーの相互変換素子である。電子伝導性の磁性体からなるナノ細線を有し、細線の幅が広い第1の領域(2)と、第1の領域(2)に連続する細線の幅がくさび状にくびれた第2の領域(3)と、第2の領域(3)に連続する細線の幅が徐々に細くなる第3の領域(4)と、第3の領域(4)に連続する細線の幅が広い第4の領域(5)とで成り、第1の領域に第1電極(11)、第2の領域のくびれ部分の第3の領域側の上端に中央電極(12)、第4の領域に第2電極(13)を有し、第1電極(11)と第2電極(13)間に入力電圧を印加すると共に、中央電極(12)と第2電極(13)間から増幅された出力電圧を取り出す。
請求項(抜粋):
電子伝導性を有する磁性体からなるナノ構造体を有し、 上記ナノ構造体の両端部に接続される第1及び第2の電極と、 上記ナノ構造体の中央部に接続される中央電極と、 上記ナノ構造体の第1電極と上記中央電極との間には磁壁を保持できる第1の磁壁保持部と、 上記ナノ構造体の第2電極と上記中央電極との間には磁壁を保持できる第2の磁壁保持部と、を備え、 上記第1の磁壁保持部及び第2の磁壁保持部の磁気エネルギーは上記ナノ構造体の両端部側の磁気エネルギーよりも小さく、上記第1の磁壁保持部の磁気エネルギーは上記第2の磁壁保持部の磁気エネルギーよりも大きくなるように構成されており、 上記第1電極と中央電極間に入力電圧又は電流を介して電気エネルギーを加えると共に、上記中央電極と第2電極間から出力電圧又は電流を介して増幅された出力電気エネルギーを取り出すことを特徴とする、ナノ構造体を有する磁気及び電気エネルギーの相互変換素子。
IPC (2件):
H01L 29/82 ,  H01L 29/66
FI (2件):
H01L29/82 Z ,  H01L29/66 C
Fターム (7件):
5F092AB10 ,  5F092AC21 ,  5F092AD26 ,  5F092BD03 ,  5F092BD04 ,  5F092BD19 ,  5F092BD20

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