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J-GLOBAL ID:201002177661119683   整理番号:10A0135550

超音速エアブリージングエンジンの再始動制御に関する実験研究

Experimental Study on Restart Control of Supersonic Air Breathing Engine
著者 (4件):
資料名:
巻:ページ: 33-40 (J-STAGE)  発行年: 2002年 
JST資料番号: U0120A  ISSN: 1347-3832  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
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将来の宇宙往還機用エンジン用空気吸い込み式エンジンの制御特性を調べ,制御手法を確立することを目的として,軸対称エアインテークとターボジェットエンジンより構成される超音速エアブリージングエンジンモデルの再始動制御実験を宇宙科学研究所超音速風洞(マッハ3)において行った.制御実験は,極超音速飛行を行うインテークの特徴である不始動現象に着目して行った.制御シーケンスは,飛行中にインテークが不始動になり,さらに不始動による衝撃により燃焼室の火炎が失火することによってエンジンが推力を失った状態を想定して作成した.よって,風洞通風開始直後にインテーク不始動状態でエンジンを始動し,インテークを再始動した後,インテークのスパイク位置および終端衝撃波位置を制御しインテーク全圧回復率を目標値まで回復する一連の自動制御を行った.制御実験は良好に行われ,飛行中にインテークが不始動に陥った後,30~40secでインテーク再始動およびエンジンの推力回復が可能であることを示した.さらに,コアエンジンにターボジェットエンジンを用いる場合,不始動直後に燃焼室の火炎が急激に上昇する現象を示し,この現象に対処する新たな制御ロジックを提案した.また,インテーク不始動時にはバズの回避が不可欠であることを示し,バズを回避するための制御量としてバズマージンという値を提案した.(著者抄録)
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分類 (1件):
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ガスタービン 
引用文献 (13件):
  • 1) Taguchi, H.: A Study on Pre-Cooled Turbojet - Scramjet - Rocket Combined Engines, AIAA Paper 98-3777, 1998.
  • 2) 野村茂昭:将来型宇宙輸送システムの研究開発の方向性,第44回宇宙科学技術連合講演会,2000.
  • 3) 宇宙科学研究所将来型宇宙輸送システムサブワーキングループ編:ATREXエンジンを用いた2段式スペースプレーンの実証計画,1998.
  • 4) Campbell, D.: F-12 Series Aircraft Propulsion System Performance and Development, J. Aircraft, 11 (1974), pp.670-676.
  • 5) Seddon, J.: Intake Aerodynamics, AIAA Educational Series, Washington, 1989, pp.149-168.
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