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J-GLOBAL ID:201002221720333251   整理番号:10A1004820

有機田畑輪換におけるダイズ栽培前後のコナギ埋土種子数の変化

著者 (6件):
資料名:
号: 10  ページ: 1-5  発行年: 2010年08月25日 
JST資料番号: L7349A  ISSN: 1346-6046  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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有機水田においてコナギは主要な雑草であり,イネとの養分競合等による減収をひきおこすため,その抑草対策は極めて重要である。除草剤を使用できない有機農業では,田畑輪換が有効な耕種的防除法と考えられるが,コナギ発生への影響については不明である。このため,有機栽培の田畑輪換によるコナギの発生推移と,ダイズ栽培前後のコナギ埋土種子数の変化について検討した。ダイズ栽培後の復田水田と隣接する連作水田のコナギ発生数を4地区で比較した結果,3地区の復田水田では連作水田よりコナギの発生数が少なかった。有機ダイズ栽培前後のコナギ埋土種子数を6ケ所で調査した結果,ダイズ栽培前(イネ作付け後)に比べ,ダイズ栽培後のコナギ埋土種子数は減少しており,ほ場によっては,作付け期間中の8月でもコナギの埋土種子数が減少していた。ダイズ栽培ではほ場内の耕転同時畝立播種をした畝下部でしかコナギの発生が確認されず,このことがダイズ栽培期間中の埋土種子数減少の要因の一つと推測された。しかし,ダイズ栽培中のコナギ発生数とダイズ栽培前後の埋土種子の減少数には差があることから,耕転による下層への種子の埋没,土壌中での発芽などの要因について,今後更なる調査が必要と考えられた。(著者抄録)
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分類 (2件):
分類
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雑草による植物被害  ,  豆類 
引用文献 (19件):
  • 浅井元朗・樫野亜貴1994. 湛水後の2回の土壌撹拌が水田雑草群落組成に及ぼす影響. 雑草研究39: 174-176.
  • 荒井正雄・川嶋良一1956. イネ栽培における雑草害の生態的研究I・II. 日本作物学会紀事25: 115-119.
  • 中央農研・東北農研・九州沖縄農研2009.「埋土種子調査マニュアル (試用版)」, pp. 9-16.
  • 半田裕美・横田孝雄・米山弘一・竹内安智2006. 無菌条件がコナギ種子の発芽に与える影響 雑草研究51 (別): 170-171.
  • 長谷川浩2008. 有機水稲栽培におけるシードバンクとコナギ優占の実態--東日本における事例. 有機農業研究年報vol.8: 94-108.
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