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J-GLOBAL ID:201002223102990589   整理番号:10A0239213

熱分解した葉を用いた水溶液からのマンガンの除去

Manganese removal from aqueous solution using a thermally decomposed leaf
著者 (6件):
資料名:
巻: 177  号: 1-3  ページ: 501-507  発行年: 2010年05月15日 
JST資料番号: B0362A  ISSN: 0304-3894  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: オランダ (NLD)  言語: 英語 (EN)
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農業及び工業における重要な原料として,Mn(II)は非常に多く用いられてきて,環境中に広く分布している。最近の研究ではMn(II)は水圏生物及び人間に対して急性毒性を引き起こす可能性があることが分かっている。Mn(II)を含む廃水の処理は環境保全のために早急に求められる。本論文では,新しい吸着剤である中温で部分分解した自然の葉によるMn(II)の吸着性能についての証明を試みる。吸着等温線はMn(II)に対する選択性の高さを示し,吸着容量は61~66mg/gと測定した。吸着剤の用量,pH,温度,平衡時間などの様々な因子がMn(II)吸着に及ぼす影響に関して検討した。pHが4.0と低い場合に30分以内の迅速な平衡に達することが示されたが,5~55°Cでそれぞれエンタルピーが13~0.78kJ/mol及びエントロピーが-35.79~-11.58kJ/molへの変化で吸熱自発過程が明らかになった。分光学的検討により,リン酸塩,第一酸化鉄,炭酸塩のグループに対して化学吸着,並びにカーボンブラックに対して物理吸着が明らかになり,これらが吸着剤の主要な要素であった。既往の研究で重金属の吸着に重要であるとされるアミン類とMn(II)吸着との間に明らかな関連性は観察されなかった。吸着剤の選定に関して提示した作成方法及び基本的なガイドラインは工学的応用にも有効であると考えられる。Copyright 2010 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.
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分類 (2件):
分類
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下水,廃水の物理的処理  ,  重金属とその化合物一般 
タイトルに関連する用語 (4件):
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