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J-GLOBAL ID:201002243183848162   整理番号:10A1342188

時間空間分解X線吸収分光により調べたフェムト秒レーザでアブレーションした液体アルミニウムナノ粒子

Dynamics of femtosecond-laser-ablated liquid-aluminum nanoparticles probed by means of spatiotemporally resolved X-ray absorption spectroscopy
著者 (4件):
資料名:
巻: 101  号:ページ: 523-531  発行年: 2010年11月 
JST資料番号: D0256C  ISSN: 0947-8396  CODEN: APHYCC  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: ドイツ (DEU)  言語: 英語 (EN)
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パルス幅100fs,照射エネルギー1014~1015W/cm2のレーザパルスを40μmの厚さのアルミニウム薄膜に照射し,その時に生じるアブレーションプルームの形状と時間的空間的発展の様子を詳しく調べた。実験には,フェムト秒レーザプラズマ軟X線源とKirkpatrick-Baez(K-B)顕微鏡から構成される時間空間分解X線吸収分光(XAS)システムを用いた。XASによるアルミニウムのL II,III吸収端付近の吸収スペクトルの構造解析から,排出されたアブレーション粒子の同定,プルーム中のAl+イオン,Al原子,および,Al液滴の空間分布を求めることができた。これらの結果を基に,原子密度の空間分布,および,各タイプの粒子の膨張速度を推定した。その結果,排出粒子の形状とサイズは,照射レーザ強度に強く依存することを見いだした。また,アブレーション粒子が最も効率的に生成される1014W/cm2の照射エネルギーの場合について,アルミニウムのL II,III吸収端の傾斜を解析することにより,プルームが膨張する際の液滴中のAl微粒子の温度を調べた。その結果,プルームが膨張する初期の段階において,アブレーション粒子は真空中を液相を保ちながら温度約2500~4200Kで飛行することが分かった。
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分類 (2件):
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JSTが定めた文献の分類名称とコードです
レーザの応用  ,  金属薄膜 

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