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J-GLOBAL ID:201002249021614999   整理番号:10A0088945

金微粒子におけるプラズモン波動関数と光電場の近接場イメージング

Near-Field Studies of Plasmon Wavefunctions and Optical Fields in Gold Nanoparticles
著者 (2件):
資料名:
巻:号:ページ: A0006 (J-STAGE)  発行年: 2007年 
JST資料番号: U0074A  ISSN: 1881-8404  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 文献レビュー  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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近接場光学に基づく手法とレーザ分光法で発展した高度な技術を駆使して,ナノメートルスケールの空間分解能,フェムト秒の時間分解能でナノ物質の性質の理解と制御を可能とする新しい近接場光学顕微分光,近接場透過分光,近接場非線形分光手法を確立した。本報では,これらの分光法とナノ物質系,特に金ナノ粒子系の研究成果を解説する。金ナノロッドの近接場像で,プラズモン共鳴モード(波動関数)やプラズモンの空間形状を強く反映した光電場の空間形状が明らかになった。金ナノロッドの近接場二光子誘起発光も測定し,二光子励起がコヒーレンスを保った同時二光子励起過程ではなく,中間状態を経た段階的二光子励起過程であることが判明した。球形金ナノ粒子の二量体では,格子間サイトに強く閉込められた光場が観測された。これは表面増強Raman散乱の重要な起源の一つである。
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分類 (3件):
分類
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非線形光学  ,  固体プラズマ  ,  光学的測定とその装置一般 
引用文献 (50件):
  • (1) Born, M.; Wolf, E. Principles of Optics; Cambridge University Press: Cambridge, 1999.
  • (2) 井村考平,岡本裕巳,分光研究 2006, 55, 161–172.
  • (3) Okamoto, H.; Imura, K. J. Mater. Chem. 2006, 16, 3920–3928.
  • (4) Kreibig, U.; Vollmer, M. Optical Properties of Metal Clusters; Springer-Verlag: Berlin, 1995.
  • (5) Kawata, S. Near-field Optics and Surface Plasmon Polaritons; Springer-Verlag: Berlin, 2001.
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