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J-GLOBAL ID:201002265948876503   整理番号:10A0386521

トマト‘桃太郎’緑熟果実の追熟過程における果皮色および果実硬度変化の積算エチレン生成量による予測

Prediction of Color and Firmness Changes in Mature Green Tomato (cv. Momotaro) during Ripening by Cumulative Ethylene Production
著者 (8件):
資料名:
巻: 36  号:ページ: 67-74  発行年: 2010年03月31日 
JST資料番号: Z0775A  ISSN: 1344-1213  CODEN: NSHKCW  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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本研究では,トマト緑熟果の最適収穫時期判別に資することを目的として,その追熟過程における果皮色および果実硬度変動を予測するための指標の作成を試みた。個体ごとのトマト緑熟果の呼吸速度とその積算値,エチレン生成速度とその積算値,果皮色,果実硬度の関係について詳細に解析した結果,以下の知見を得た。1)貯蔵日数の経過に伴い,二酸化炭素排出速度,エチレン生成速度,果皮色,果実硬度は,いずれも特徴的に変化したが,個体差が大きかった。2)積算エチレン生成量と果皮色,果実硬度の間には,個体によらない相関関係がみられた。3)果実硬度の低下は,果皮色の変化に先んじて起こった。これは,果皮色の変化は高濃度のエチレン生成時に進行するが,果実硬度の低下は低濃度のエチレン生成時でも進行する事を示唆している。以上より,トマトの緑熟果の果皮色,果実硬度変動の予測には,積算エチレン生成量を用いることが有効であることがわかった。今後は,流通環境(温度およびガス環境),品種がエチレンの積算値と成熟の関係に及ぼすデータを収集するとともに,エチレン生成量を制御することによる追熟制御についても検討することが重要である。(著者抄録)
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分類 (2件):
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果実とその加工品  ,  野菜 
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