特許

J-GLOBAL ID：201003064558863174

耐食性基体の製造方法

発明者： 田中 伸幸 ,  古谷 正裕 ,  常磐井 守泰 ,  堀江 正明
出願人/特許権者： 財団法人電力中央研究所
代理人 (2件)： 栗原 浩之 ,  村中 克年
公報種別：公開公報
出願番号（国際出願番号）：特願2008-284875
公開番号（公開出願番号）：特開2010-111907
出願日： 2008年11月05日
公開日（公表日）： 2010年05月20日
要約：

【課題】所望の腐食性の高い薬品に対して耐食性を示す基体を製造する方法を提供する。【解決手段】少なくとも表面層がチタン、チタン合金、チタン合金酸化物又は酸化チタンからなる基体の表面に炭化水素を主成分とするガスの燃焼炎を直接当てて該基体の表面温度を550〜1100°Cの範囲内で所定温度に制御して加熱処理するか、又は該基体の表面をその表面温度を550〜1100°Cの範囲内で所定温度に制御した状態で炭化水素を主成分とするガスの燃焼ガス雰囲気中で加熱処理して炭素ドープ酸化チタン層を形成することにより、表面の耐食性を制御して所望の薬品環境に対して耐食性を有する基体を製造する。【選択図】 なし

請求項（抜粋）：

少なくとも表面層がチタン、チタン合金、チタン合金酸化物又は酸化チタンからなる基体の表面に炭化水素を主成分とするガスの燃焼炎を直接当てて該基体の表面温度を550〜1100°Cの範囲内で所定温度に制御して加熱処理するか、又は該基体の表面をその表面温度を550〜1100°Cの範囲内で所定温度に制御した状態で炭化水素を主成分とするガスの燃焼ガス雰囲気中で加熱処理して炭素ドープ酸化チタン層を形成することにより、表面の耐食性を制御して所望の薬品環境に対して耐食性を有する基体を製造することを特徴とする耐食性基体の製造方法。

IPC (5件)：

C23C 8/28 ,  C23C 8/34 ,  C23F 15/00 ,  C23C 14/58 ,  C23C 16/56

FI (5件)：

C23C8/28 ,  C23C8/34 ,  C23F15/00 ,  C23C14/58 A ,  C23C16/56

Fターム (17件)：

4K029BA17 ,  4K029BA48 ,  4K029BA60 ,  4K029EA05 ,  4K029GA01 ,  4K030BA18 ,  4K030BA38 ,  4K030BA46 ,  4K030DA09 ,  4K062AA10 ,  4K062BA01 ,  4K062BA14 ,  4K062BB01 ,  4K062CA10 ,  4K062EA02 ,  4K062FA16 ,  4K062GA01

引用特許：

出願人引用 (3件)

• 炭素ドープ酸化チタン層を有する基体の製造方法
  公報種別：再公表公報   出願番号：JP2004018305   出願人：財団法人電力中央研究所
• 原子炉構造材
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2005-168793   出願人：財団法人電力中央研究所
• 二酸化チタン微粒子およびその製造方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2003-301138   出願人：東芝セラミックス株式会社

審査官引用 (2件)

• 原子炉構造材
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2005-168793   出願人：財団法人電力中央研究所
• 二酸化チタン微粒子およびその製造方法
  公報種別：公開公報   出願番号：特願2003-301138   出願人：東芝セラミックス株式会社

引用文献：

出願人引用 (1件)

• 耐久性と触媒活性を向上させた可視光応答型光触媒『フレッシュグリーン』の開発