抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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2009年11月-2010年1月にインド洋と南大洋の大気と表層海水中のCH
2Cl
2(ジクロロメタン)とCCl
3F(CFC-11)の分圧を測定した。10°S-40°S間の表層水中における過剰CH
2Cl
2飽和異常(ΔSACH
2Cl
2>0)がCH
2Cl
2の現場における生産の証拠である。この飽和異常値は夏季における表層水温の上昇と夏季における大気CH
2Cl
2濃度低下の効果を差し引いた後での飽和異常を補正したものである。5°S,20°S,30°Sの南インド洋における深度分布は表層下(20-150m)でのジハロメタン(CH
2I
2,CH
2ClI,CH
2Cl
2)とクロロフィルaの濃度極大を示す。ジハロメタンの植物プランクトンによる生産は表層下での濃度極大と10°S-40°S間での表層海水のΔSA
CH2Cl2>0をもたらす。南インド洋10°S-40°S間の海域より供給されるCH
2Cl
2の平均海洋放出量は0.29-0.43μg m
-2 d
-1となる。Copyright 2011 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.