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J-GLOBAL ID:201102209871304129   整理番号:11A1421742

地域材を活用した保存処理合板の開発

著者 (12件):
資料名:
巻: 32  ページ: 66P  発行年: 2011年03月31日 
JST資料番号: L5981A  ISSN: 1349-0605  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 文献レビュー  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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住宅用構造躯体の劣化防止のため軸材に加え面材の劣化防止が必須となっているが,保存処理合板のJAS化は未実施で,早急に処理合板のJAS規格制定,住宅の構造部材用の高耐久保存処理合板の上市が求められている。本研究は,保存処理合板のJAS化にあわせ,必要となる接着耐久性,保存剤の分析法,防腐,防蟻,防虫性能及び揮発性有機化合物(以下,VOC)の放出について技術的検討を行った。スギ等地域材の新たな需要拡大を図るため,合板製造用材料としての適用性も検討した。保存処理合板の製法は,1)単板処理法,2)接着剤混入法,3)製品加圧注入処理法を採用した。合板の接着剤は特類用合板用フェノール樹脂接着剤(以下,PF)を用いた。その結果,PF処理によって合板接着耐久性はJAS基準を満たすことが出来た。保存処理合板中の保存剤の定量はHPLC,GC/MS,ICPによりJAS法(湿式分解法)とほぼ同等で,精度よく定量できた。防腐性能,防蟻性能およびホルムアルデヒド,VOC放散性能はともに目標をクリア出来た。ただ,野外暴露による防腐性能はJIS性能をクリアできなかった。これらの結果により,各種製法による保存処理合板の性能のJAS格付けが可能となった。当評価法は単板積層材や各種木質材料のJAS化等にも応用可能である。
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