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J-GLOBAL ID：201102223703539415   整理番号：11A1596745

響け!日本のモノづくり CAMUI型ハイブリッドロケットの開発とその利用

Development and Utilization of CAMUI-type Hybrid Rocket

著者 (1件)： 永田晴紀 (北大 大学院工学研究院)
資料名： 自動車技術  (Journal of Society of Automotive Engineers of Japan)
巻： 65  号： 10  ページ： 56-61  発行年： 2011年10月01日 
JST資料番号： F0387A  ISSN： 0385-7298  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 無火薬式ロケットの欠点を克服するCAMUI型ハイブリッドロケットの開発経緯を紹介し,その将来を展望する。CAMUI型ロケットは燃料にポリエチレン,酸化剤に液体酸素を使用するハイブリッドである。その欠点である固体燃料の燃焼が遅いのはガス化に時間を要するからで,衝突噴流熱伝達により熱流量を増加させた。液体酸素供給系には大きく重いバルブを用いない設計とした。無火薬式小型ロケットは新型エンジンの飛行環境作動試験やアボート飛行の試験に利用でき,従来の小型ロケットの大きさやコストを一桁下げることを目指している。

シソーラス用語： 観測ロケット ,  ポリエチレン ,  固体燃料 ,  *固体ロケットエンジン ,  酸化剤 ,  液体酸素 ,  ガス化 ,  衝突噴流 ,  ハイブリッド方式 ,  伝熱促進 ,  温度境界層 ,  *飛行試験 ,  小型化 ,  原価低減

分類 (1件)： ロケットエンジン  (PB02050J)

引用文献 (7件)：

• ALTMAN, D. Hybrid Rocket Development History. 27th Joint Propulsion Conference, AIAA/SAE/ASNE, 1991. 1991
• NAGATA, H. Development of CAMUI Hybrid Rocket to Create a Market for Small Rocket Experiments. Acta Astronautica. 2006, 59, 1-5, 253-258
• NAGATA, H. Development of Regression Formulas for CAMUI Type Hybrid Rockets as Functions of Local O/F. 46th AIAA/ASME/SAE/ASEE Joint Propulsion Conference & Exhibit, 2010. 2010
• 野原正寛. 遺伝的アルゴリズムを用いたCAMUI型燃料グレインの最適設計. 日本機械学会論文集B編. 2011, 77, 777, 1249-1258
• NAGATA, H. Optimal Fuel Grain Design Method for CAMUI Type Hybrid Rocket. 47th AIAA/ASME/SAE/ASEE Joint Propulsion Conference & Exhibit, 2011. 2011

タイトルに関連する用語 (4件)： 日本 ,  モノづくり ,  ロケット ,  開発