抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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衛星リモートセンシングによって得られる植物プランクトンの光吸収係数を用いて,光合成活性を推定する基礎生産量推定アルゴリズムの北極海における精度を検証した。光吸収係数を用いることにより温度と独立した基礎生産量の推定を行うことができ,これにより気候変動と基礎生産量の変動の関係を議論することが可能となる。現場データを用いた場合,過去のアルゴリズムに比較してその精度は向上した。また,現場で得られた光学データから算出された,衛星から捉えられる光吸収係数も現場値に対して非常に高い精度を持つことが確認された。以上の結果から実際に衛星データに適用した際にも従来の推定手法に比べ精度は改善されると考えられる。(著者抄録)