抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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JAMSTECが西部赤道太平洋において展開しているTRITON係留ブイやArgoフロートで得られた塩分データを主に用いて,熱帯太平における準10年(QD)スケールの塩分変動を主に調べることを目的とする。EQ-156E に設置されたTRITON係留ブイで得られた塩分データの解析から,表層塩分が,正のQDフェーズで約34.5の値を示し,その前後の負のQDフェーズと比べて低塩傾向を示すことが明らかとなった。さらに,格子化データを用いて正のQDフェーズで平均した塩分偏差と負のQDフェーズで平均した塩分偏差の差を作成した結果,南太平洋ではEQ-160Eから10S-160Wに向かって南東向きに-0.1から-0.2程度の負の値を示す領域が連続して見られた。(著者抄録)