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J-GLOBAL ID：201102231468594449   整理番号：11A1904958

電気化学法による油水界面に生成したエマルション量の測定

著者 (4件)： 陳競鳶 (福井大 大学院) ,  YU Jie (福井大 大学院) ,  青木幸一 (福井大 大学院) ,  西海豊彦 (福井大 大学院)
資料名： Review of Polarography  (Review of Polarography)
巻： 57  号： 3  ページ： 228  発行年： 2011年11月21日 
JST資料番号： G0173A  ISSN： 0034-6691  CODEN： PORAAA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 油水界面に自発的に生成するエマルションの量を測定した。支持塩(TPACl₄)を含んだ油相2-ニトロフェニルオクチルエーテル(NPOE)と塩を含んだK₄Fe(CN)₆水相から得たエマルションのサイクリックボルタンメトリー(CV),油薄膜を塗ったグラッシーカーボン電極における水相でのCVを行った。NPOE薄層電極では,水相におけるCVと異なる電位で酸化還元波が現れ,W/Oエマルションの生成が顕微鏡観察により確認され,その生成はK₄Fe(CN)₆の電極反応と関連していた。K₄Fe(CN)₆は水に可溶で,油に不溶であることを利用して,電極上に乗せた油薄膜を通過したW/Oエマルションを電気量として検出することができると考えられる。

シソーラス用語： *乳濁液 ,  *界面 ,  ヘキサシアノ鉄酸カリウム ,  *サイクリックボルタンメトリー ,  炭素電極 ,  *電気化学反応
準シソーラス用語： *油水界面 ,  ガラス状炭素電極 ,  W/Oエマルション ,  *電極反応

分類 (2件)： 有機物質の電気分析一般  (CC05031P) ,  コロイド化学一般  (CB11010C)

物質索引 (1件)： 2-ニトロフェニルオクチルエーテル

引用文献 (3件)：

• SHI, C. J. Phys. Chem. B. 1998, 102, 9850-9854
• SHI, C. Anal. Chem. 1998, 70, 3114-3118
• CHUNG, T. D. Anal. Chem. 2001, 73, 337-342

タイトルに関連する用語 (3件)： 電気化学 ,  油水界面 ,  エマルション