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J-GLOBAL ID:201102236491231240   整理番号:11A0784843

アカマツ林の健全性

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資料名:
巻: 2008/2009  ページ: 129-132  発行年: 2010年09月10日 
JST資料番号: L8050A  ISSN: 1883-0293  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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東アジアにおける材線虫によるマツ枯れはロジン生産やマツ材生産に大打撃を与え,マツの資源枯渇をもたらし,景観を破壊してきた。日本では材線虫は九州から北上しはじめ,今日では青森県までその分布を拡げ,その被害は甚大である。マツ枯れは感染症であり,感染源を断つ対策とともに,遺伝的に材線虫に強いマツの植林等で対峙する必要がある。本研究は材線虫病に対する枯れ難さを担うマツの抵抗性遺伝子に焦点を当て,材線虫病防除の戦略を見極めることを目標とした。筆者らは材線虫病に高い抵抗力をもつアカマツと枯れやすい感受性のアカマツに材線虫を接種し,それぞれの遺伝子群を単離した。そして,塩基配列を決定し,抵抗性,感受性家系に特徴的な遺伝子クローン群と,両者ともに発現する遺伝子クローン群に分類した。このような発現応答の違いと感受性,抵抗性の両家系間の抵抗性を検討した研究概要を紹介した。近い将来,抵抗性分子指標の研究により,枯れにくいマツを確実に選別し,市場に供給することが可能になるだろう。さらに,マツ枯れの防除技術や抵抗性マツの選抜と関連した技術改良を推進し,世界のマツ資源の確保・環境保全にも寄与することを期待したい。
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分類 (2件):
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森林保育  ,  線虫による植物被害 
タイトルに関連する用語 (2件):
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