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J-GLOBAL ID:201102245371084145   整理番号:11A1742466

ICTを活用した遠隔教育による授業改善

著者 (6件):
資料名:
巻:号:ページ: 75-81  発行年: 2011年10月31日 
JST資料番号: L6294A  ISSN: 1349-5534  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 短報  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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本研究では,遠隔授業の教育効果を検証することを目的とする。本学のような教師,理学療法士,看護師を育成する専門職養成大学の学生は,他者を対象とする職業に就くことになるため,他者を理解しようとする意識を働かせることは,誰もが身につけておくべき基本的な資質能力だと考える。そこで,ICTによる授業改善を目指して学内共同研究(現代教育学科,理学療法学科,看護医療学科)として,ICTを活用した遠隔授業に取り組んだ。そして,その教育効果を見るため,理学療法学科の「発達系理学療法学」と「大学院ゼミナール」の2事例,看護医療学科の「離島へき地医療体験実習」の事例,現代教育学科の「音楽科指導法」の事例について研究した。その結果,今回行った4つの事例はすべて遠隔で行うことの意味があるものだった。自分とのかかわりが深い相手とICTでつながることは,現実に起こっていることを自分のことに置きかえて考えることを可能にした。相手がそこにいる感じと自分がここにいるライブ感を実感することができた。ライブ感を実感することにより,そこにいる人や状況を想像しようとする感覚が普段以上に研ぎ澄まされ,相手の状況を想像し理解しようとする意識が働いたものと考える。ICTを活用した遠隔教育は,主体的に学ぼうとする姿勢や態度,目的意識を持たせる授業改善の一方法として有効であることがわかった。ICTを活用した遠隔授業は,対面授業の代替ではなく遠隔という授業の一形態だと捉えている。対面というコミュニケーションの一形態だけにこだわることなく,遠隔という授業形態を経験することは意味があるのではないだろうか。
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