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J-GLOBAL ID：201102251783142514   整理番号：11A0184173

苦汁を塩析剤とした水産加工廃水からのコラーゲン回収の可能性検討

著者 (2件)： 林真 (福島工高専 モノづくり教育研究支援セ) ,  柴田公彦 (福島工高専)
資料名： 福島工業高等専門学校研究紀要  (Research Reports. National Institute of Technology, Fukushima College)
号： 51  ページ： 155-160  発行年： 2010年12月27日 
JST資料番号： S0713A  ISSN： 0916-6041  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 水産加工廃水中に含まれるコラーゲンを回収して資源化する可能性について検討を行った。魚肉加工食品を製造する際の煮汁中のコラーゲン成分を塩析して回収する手法である。食塩を塩析剤としたコラーゲンの回収実験が好成績であったことから,食塩の代わりに製塩副産物である苦汁を用いる実験を試みた。結果,若干回収率が低下するものの十分に代替可能であることが分かった。苦汁はこれまで未利用資源であるので新たに有効利用先として有望である。

シソーラス用語： 水産加工 ,  工場廃水 ,  *コラーゲン ,  有用物質回収 ,  廃物利用 ,  資源再生 ,  塩析 ,  副産物 ,  地場産業
準シソーラス用語： *にがり

分類 (1件)： 水産製造一般  (FH05010U)

タイトルに関連する用語 (5件)： 苦汁 ,  水産加工 ,  廃水 ,  コラーゲン ,  可能性