抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
本報では粒状の潜熱蓄熱材(PCM)を利用した全面床吹出し型の躯体蓄熱空調システムに関して蓄熱特性ならびにエネルギー評価を行った。「全蓄」より少ないPCM量でピークカットを考え代表的なモデルビルを対象にPCM敷設量と蓄熱時の室内への給気の送風割合の影響をシミュレーションにより検討を行った。その結果より,ピークカット性能,部位別の蓄熱量,PCMを設置することによる室内環境の改善などに考察を加えた。さらに空調システムを想定しエネルギー消費特性に関する評価を行い,月別に蓄熱時間を調整することでエネルギー消費特性を改善可能なことを示した。(著者抄録)