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J-GLOBAL ID：201102258841174841   整理番号：11A0937478

関東北部のサイレージ用トウモロコシ(Zea mays L.)二期作栽培における乾物収量および乾物率

著者 (6件)： 菅野勉 (農業技術研究機構 畜産草地研) ,  森田聡一郎 (農業技術研究機構 畜産草地研) ,  佐藤節郎 (農業技術研究機構 畜産草地研) ,  黒川俊二 (農業技術研究機構 畜産草地研) ,  九石寛之 (栃木県畜産酪農研究セ) ,  島田研 (栃木県下都賀農業振興事務所)
資料名： 日本草地学会誌  (Japanese Journal of Grassland Science)
巻： 57  号： 1  ページ： 43-46  発行年： 2011年04月15日 
JST資料番号： Y0119B  ISSN： 0447-5933  CODEN： NSGIDM  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： トウモロコシ二期作体系は,トウモロコシ-イタリアンライグラス二毛作体系に比べて乾物およびTDN収量を増大させることが可能になる。近年,関東南部では二期作栽培の有利性が明らかになりつつある。関東北部の二期作栽培を実施している酪農家圃場において,1作目および2作目に供試したトウモロコシ品種の乾物収量および乾物率を比較し,関東北部におけるトウモロコシ二期作栽培の可能性および適品種について検討した。1作目では,極早生品種を用いることで高い乾物収量および乾物率が得られた。2作目では,ほとんどの品種が糊熟期での収穫となり,晩生品種の乾物収量が高い傾向にあったが,同水準の乾物収量を示す早生品種も認められた。2作目における有効積算温度は1000°C前後であり,1作目収穫と2作目播種の間の間隔を短縮させる必要があると考えた。

シソーラス用語： *飼料作物 ,  *トウモロコシ ,  *作付体系 ,  品種選定 ,  品種差 ,  栽培品種 ,  作物収量 ,  可消化養分総量 ,  植物成長 ,  成長速度 ,  登熟 ,  積算温度 ,  関東地方
準シソーラス用語： 北関東 ,  *飼料用トウモロコシ ,  *二期作 ,  有効積算温度

分類 (1件)： 飼料作物,草地  (FC03050J)

引用文献 (9件)：

• 深沢芳隆. 飼料用トウモロコシ二期作を想定した栽培試験における「おおぞら」の諸特性. 茨城畜セ研報. 2010, 42, 16-22
• 林一六. 植物とその環境. 植生地理学. 1989, 1-23
• 堀ノ内郁. 関東でもトウモロコシの二期作がほぼ可能. ディリーニュース. 2008, 641, 5959-5966
• 伊藤巌. 飼料作物の栽培法. 粗飼料・草地ハンドブック. 1989, 345-466
• 気象庁. 気象統計情報. http://www.jma.go.jp/jma/menu/report.html. 2010

タイトルに関連する用語 (5件)： サイレージ用トウモロコシ ,  二期作 ,  栽培 ,  乾物収量 ,  乾物