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J-GLOBAL ID:201102264574829868   整理番号:11A1344529

福島第一原発事故後の長野市の放射線量

Radioactivity in Nagano City after Fukushima Daiichi Nuclear Power Plant Accidents
著者 (3件):
資料名:
号: 45  ページ: 1-8 (WEB ONLY)  発行年: 2011年06月30日 
JST資料番号: U0190A  ISSN: 1882-9155  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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福島第一原子力発電所原子炉1,2,3号機の水素爆発,4号機の,燃料棒保存プール周辺での爆発による大量の放射性物質の放出が報告されている。本稿では,長野高専の校内において放射線の空間線量を継続的に測定した。福島第一原発の水素爆発の後に,線量の一時的な増加が見られ,その後減少していく様子が観測できた。さらに,校内の土をサンプリングしヨウ素131,ウラン235核分裂反応の生成物として知られている放射性物質が検出できた。空間線量の測定では,福島原発の事故のあと,急激な線量率の増加が見られ,その後減少した。はじめの1週間程度の減少率は,半減期の短い核種による放射線が支配的で,2-3週間以降は半減期の長い核種の放射線による自然放射線レベルの2~3倍の放射線量が測定できている。土壌のガンマ線を調べてみると,131Iからのガンマ線にエネルギー的に近いものが得られ,その収量は時間とともに減少している。その半減期は,131Iの半減期とほぼ一致している。また,エネルギーだけの判断では,132Te,134,137Csからのガンマ線に相当する検出があり,それらの収量は相応に減少している。こうした結果から,福島第一原子力発電所で放出された放射性物質の一部は,長野市まで達し土壌を汚染していると考えられる.
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分類 (1件):
分類
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環境の汚染及び防止 
タイトルに関連する用語 (3件):
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