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J-GLOBAL ID：201102267813861093   整理番号：11A0780204

低バックグラウンド純ゲルマニウム半導体検出器による地球化学標準試料中の放射性核種濃度の研究室間相互比較

著者 (5件)： 内田乃 (岡山理大 理) ,  豊田新 (岡山理大 理) ,  TISSOUX H. (フランス国立自然史博物館) ,  FALGUERES C. (フランス国立自然史博物館) ,  蜷川清隆 (岡山理大 理)
資料名： ESR応用計測  (ESR応用計測研究発表会講演要旨集)
巻： 25  ページ： 4-6  発行年： 2009年03月02日 
JST資料番号： L1155A  ISSN： 0918-6824  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 自然放射線による年間線量率は試料中のU,Th,K含有量を換算係数及び含水率,粒径,宇宙線等の補正を行って線量へ変換する事で求められる。産総研の岩石標準試料を用いて低バックグラウンド半導体検出器によるU,Th,Kの濃度を測定し,定量性の研究室間比較を行った。各研究室で得られた測定結果をICP-MSによって求められたImai et al.(1995)の値と比較した。UはJR-1を除いて文献値とほぼ一致し,Th,Kもほぼ一致した結果となっているが,JR-1の様な文献値の検討などが必要な測定結果も有る。参加研究室を増やしたり,Nal,TLDによるγ線線量の比較等分析結果の向上研究が必要である。

シソーラス用語： *ゲルマニウム ,  *半導体検出器 ,  *自然放射線 ,  定量分析 ,  補正 ,  *ウラン ,  *トリウム ,  *カリウム ,  *濃度測定 ,  ICP-MS分析

分類 (1件)： 自然放射能計測・計測器  (AD08040F)

引用文献 (4件)：

• Adamiec and Aitken (1998) Dose-rate conversion factors, 16, 2,37-50, Ancient TL.
• Ikeya, M. (1993)New Applications of Electron Spin Resonance. Singapore: World Scientific.
• Ikeya, M., & Miki, T. eds. (1985). ESR Dating and Dosimetry Tokyo: Ionics.
• Imai, N. Terashima, S. Itoh, S. and Ando, A. (1995) 1994 compilation of analytica l data for minor a nd trace elements in s eventeen GSJ geoch emical reference samples, "Igneous rock series", Geostandards Newsletter, 19, 135-213.

タイトルに関連する用語 (6件)： ゲルマニウム半導体検出器 ,  地球化学 ,  標準試料 ,  放射性核種 ,  研究 ,  相互比較