文献

J-GLOBAL ID：201102286812774795   整理番号：11A1330272

カーボンナノチューブ編み糸引き抜き加工のその場研究

In-situ study of the carbon nanotube yarn drawing process

著者 (4件)： FALLAH GILVAEI Ahmadreza (Dep. of Mechanical Engineering, Graduate School of Engineering, Osaka Univ., Osaka 565-0871, JPN) ,  HIRAHARA Kaori (Dep. of Mechanical Engineering, Graduate School of Engineering, Osaka Univ., Osaka 565-0871, JPN) ,  HIRAHARA Kaori (Frontier Res. Base for Global Young Researchers, Graduate School of Engineering, Osaka Univ., Osaka 565-0871, JPN) ,  NAKAYAMA Yoshikazu (Dep. of Mechanical Engineering, Graduate School of Engineering, Osaka Univ., Osaka 565-0871, JPN)
資料名： Carbon  (Carbon)
巻： 49  号： 14  ページ： 4928-4935  発行年： 2011年11月 
JST資料番号： H0270B  ISSN： 0008-6223  CODEN： CRBNA  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： イギリス (GBR)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 垂直配列ブラシ状のCNTs(BCNTs)からのカーボンナノチューブ(CNT)編み糸の紡績に影響する主な要因の理解は,難しい問題であり続けている。ここでは,成長したBCNTから20程度のCNTsのその場の引抜きを使用し,BCNTからの分離に必要な力を測定して,異なる紡糸レベルが異なる分離力挙動を持つことを実証する。さらに,CNT当りの平均した分離力は試料で異なる。その結果は,紡糸可能試料の分離力が引抜き位置に依存するのを示す。それは,試料の先端では15nN/CNTと高く,試料の中央で3nN/CNTと低くなり得る。対照的に,この力は紡糸不能試料では10nN/CNTの周りにあって,そのような試料中ではほとんど一定である。詳細な引抜きサイトの観察は,カーボンナノチューブ編み糸の強さを高めるのに必要なBCNTの乾式引抜き加工の機構の解明への道を開くことができる。Copyright 2011 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *カーボンナノチューブ ,  *撚糸 ,  紡糸 ,  アレイ ,  引抜 ,  張力

分類 (2件)： 炭素とその化合物  (YB02060D) ,  その他の紡糸・製糸  (YM03050G)

タイトルに関連する用語 (4件)： カーボンナノチューブ ,  編み糸 ,  引き抜き加工 ,  研究