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J-GLOBAL ID:201102288836189128   整理番号:11A0604577

2007-2009年に構築したハルリンドウHSIモデルの年間比較

Year-to-year comparison of Gentiana thunbergii HSI models developed in 2007-2009
著者 (9件):
資料名:
巻:号:ページ: 64-72  発行年: 2011年02月25日 
JST資料番号: L5271A  ISSN: 1348-1819  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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本報では,単年の調査データを用い,定量データを目的変数として構築したHSIモデルの再検証を行うため,前報の2007年に構築した個体数HSIモデルが他年(2008年,2009年)調査データでも適用可能であるかを検証した。さらに,2007年に設置した永久コドラートで2009年までの3年間,ハルリンドウ開花最盛期のコドラート内個体数及び生息地条件のデータ収集のため継続調査を行い,2007~2009年の各年及び3年間の調査データを用いたHSIモデルを構築し比較検討した。その結果,次のことが分かった。1)HSIモデルすべてに適応する生息地変数は3つの環境要因,すなわち,地形要因の斜面方位,生態系要因の天空率と裸地率である。2)他年の調査データが適応され得ないHSIモデルがあり,目的変数の1つである,コドラート内個体数が年毎に変動するためと考えられる。3)以上の結果は,HSIモデル構築の際,最初にSI=1.0の適正範囲を正確に設定すれば年毎に変動させる必要はないが,SI=1.0とする1コドラート内個体数の上限設定は年毎に1コドラート内個体数のヒストグラムから判断し,再設定を行う必要があるということを示唆する。4)ハルリンドウは二年草であるから,1コドラート内個体数などの定量データを目的変数として本種のHSIモデルを構築する場合,少なくとも3年間現地調査する必要がある。しかし,もし単年のコドラート内個体数を使ってHSIモデルを構築する場合,目的変数を階級化したヒストグラムを作成し,分布頻度がほぼ一定の傾向となった最下値の階級をSI=1.0とする1コドラート内個体数の上限値として設定するのが良い。
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分類 (3件):
分類
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植物生態学  ,  オペレーションズリサーチ一般  ,  環境問題 
引用文献 (26件):
タイトルに関連する用語 (4件):
タイトルに関連する用語
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