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文献
J-GLOBAL ID:201102289309554876   整理番号:11A0994036

月の水の起源は彗星か

著者 (1件):
資料名:
号: 686  ページ: 17-21  発行年: 2011年06月01日 
JST資料番号: G0331A  ISSN: 0285-5518  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 解説  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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月の岩石の分析結果は,地球に比べ揮発性元素が不足し,中程度の揮発性を持つNaやKのようなアルカリ元素でさえも地球より少なかった。月は高温でできた材料が集まることにより形成され,大気をつくるような揮発性の高い成分は,形成当初からなかったことを意味している。一方,月岩石中には,水成分を水酸基として結晶中に含むことができるアパタイトという鉱物が微小量含まれている。月岩石化のアパタイト結晶に含まれる水濃度を決定することにより月内部に水成分が存在していることを証明し,その水素同位体比を決定することにより,月の水起源を決定することを試みた。水分濃度を測定するために,2次イオン質量分析法を応用した同位体顕微鏡を適用した。水素同位体比は太陽系の天体により固有の値を持ち,木星や土星のような巨大惑星の水素同位体比は,地球に比べ軽水素に富み,一方,彗星の水は重水素に富んでいる。月の水は重水素に富み,彗星の値に重なっている。地球の海水は重水素に少し富んでいるが,彗星からやってきたものだとすると,海水の重水素濃縮を上手く説明することができる。
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