抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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茨城工業高専情報処理センターでは情報工学演習室のディスクレスシステムを平成21年度に更新した。DHCP/TFTP(Dynamic Host Configuration Protocol/Trivial File Transfer Protocol)サーバ機能及びNFS(Network File System)機能を持つサーバによって,クライアントマシン47台がネットワーク経由でLiveCDイメージを起動するシステムを試作した。本論文では,15台以上のクライアントマシンを一斉起動するとログイン画面が表示されるまでに10分以上かかる問題を解消するために,再構築したシステムイメージ共有サーバについて述べた。専用サーバとしてUbuntuを用いたNFSサーバを別途用意し,スイッチングハブの1000BASE-Tポートに接続することで全台数を同時に起動しても1分程度で表示されるようになった。また,WebブラウザやGUI(Graphical User Interface)を持つ統合開発環境などを一斉起動するとファイル共有サーバに多大な負荷がかかるので,NetBSD/i386を用いて新規サーバを構築して1000BASE-Tポートに接続した。さらに,各ユーザによるWebブラウザのキャッシュ機能やファイルダウンロードの一次保存はメモリディスク状に保存し,シャットダウン時に消去されるようにした。