特許
J-GLOBAL ID:201103038759132050

ガス警報器およびガス検出方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 山口 巖
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-009843
公開番号(公開出願番号):特開2011-149754
出願日: 2010年01月20日
公開日(公表日): 2011年08月04日
要約:
【課題】低い消費電力でメタン、CO並びに水素を選択的に検出することができるガス警報器およびガス検出方法を提供する。【解決手段】薄膜ガスセンサが備えるヒータ層に所定の周期で間欠的に通電し、ガス検出層の抵抗値を計測してガス濃度を求めるに際し、清浄空気中におけるヒータ制御手段による通電加熱中、ガス検出層が第一の温度に到達したときにおけるガス検出層の第一基準抵抗値と、更にガス検出層の温度が上昇して第二の温度に到達したときにおけるガス検出層の第二基準抵抗値と、更にガス検出層の温度が上昇して略一定の第三の温度に到達したときにおけるガス検出層の第三基準抵抗値とをそれぞれ予め保持し、第一〜第三の抵抗値と第一〜第三基準抵抗値とを比較してガス種を判定する。【選択図】図4
請求項(抜粋):
抵抗値の変化を利用してガスを検出するガス検出層およびこのガス検出層を加熱するヒータ層を有する薄膜ガスセンサと、 前記ヒータ層に所定の周期で間欠的に通電するヒータ制御手段と、 前記ガス検出層の抵抗値を計測してガス濃度を求めるガス計測手段と、 このガス計測手段が所定のガス濃度を超えていると判断したとき警報を出力する警報部と を備えたガス警報器であって、 前記ガス計測手段は、清浄空気中において前記ヒータ制御手段による通電加熱中、前記ガス検出層が所定の第一の温度に到達したときにおける前記ガス検出層の第一基準抵抗値と、 更に前記ガス検出層の温度が上昇して所定の第二の温度に到達したときにおける前記ガス検出層の第二基準抵抗値と、 更に前記ガス検出層の温度が上昇して略一定の所定の第三の温度に到達したときにおける前記ガス検出層の第三基準抵抗値と をそれぞれ予め保持し、 前記第一の抵抗値が前記第一基準抵抗値よりも小さく、かつ前記第三の抵抗値が前記第三基準抵抗値よりも小さいとき、ガス種を水素ガスと判定し、前記第二の抵抗値から水素ガス濃度を求め、この水素ガス濃度が所定の濃度を超えていると判定したとき、前記警報部から水素ガス検出警報を出力することを特徴とするガス警報器。
IPC (1件):
G01N 27/12
FI (1件):
G01N27/12 A
Fターム (7件):
2G046AA05 ,  2G046AA11 ,  2G046AA19 ,  2G046BA01 ,  2G046BB02 ,  2G046BE03 ,  2G046DB07
引用特許:
出願人引用 (4件)
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審査官引用 (4件)
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