特許
J-GLOBAL ID:201103045604122195

信号分離装置、信号分離方法、および、信号分離プログラム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 志賀 正武 ,  村山 靖彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-035052
公開番号(公開出願番号):特開2011-170190
出願日: 2010年02月19日
公開日(公表日): 2011年09月01日
要約:
【課題】対象信号と干渉信号との混合信号から、高精度に信号分離処理を行うことができる信号分離装置を提供する。【解決手段】信号分離装置が、対象信号と干渉信号の混合信号である入力信号から計算した時間周波数成分配列と、推定した各ソース信号毎の時間周波数振幅成分配列とに基づいて、各短時間フレームにおける時間周波数領域でのWienerフィルタである従来Wienerフィルタの出力信号パラメータを計算し、対象信号を推定するための時間周波数領域の信号パラメータである分離信号パラメータを、逆短時間フーリエ変換により復元したときの時系列信号の時間周波数成分配列と出力信号パラメータとの重みつき距離を修正Wiener規準として、修正Wiener規準における分離信号パラメータを出力信号パラメータに置き換えたときの値よりも、修正Wiener規準が小さくなるような分離信号パラメータ値を入力信号から推定する。【選択図】図2
請求項(抜粋):
対象信号と干渉信号の混合信号である入力信号から時間周波数成分配列を計算する時間周波数解析部と、 前記入力信号から、当該入力信号に含まれている前記対象信号と干渉信号との各ソース信号毎の時間周波数振幅成分配列を推定する時間周波数振幅成分配列推定部と、 前記入力信号から計算された時間周波数成分配列と前記各ソース信号毎の時間周波数振幅成分配列の推定値とに基づいて、各短時間フレームにおける、時間周波数領域でのWienerフィルタである従来Wienerフィルタの出力信号パラメータを計算するWienerフィルタ出力信号パラメータ計算部と、 前記対象信号を推定するための時間周波数領域の信号パラメータを分離信号パラメータとし、前記分離信号パラメータを逆短時間フーリエ変換により復元したときの時系列信号の時間周波数成分配列と前記従来Wienerフィルタの出力信号パラメータとの重みつき距離を修正Wiener 規準として、前記修正Wiener規準における前記分離信号パラメータを前記従来Wienerフィルタの前記出力信号パラメータに置き換えたときの値よりも、前記修正Wiener規準が小さくなるような前記分離信号パラメータ値を前記入力信号から推定する修正Wiener規準減少部と、 前記修正Wiener規準減少部において推定された前記分離信号パラメータ値を出力する分離信号パラメータ出力部と、 を備えることを特徴とする信号分離装置。
IPC (1件):
G10L 21/02
FI (3件):
G10L21/02 201D ,  G10L21/02 101B ,  G10L21/02 102B
引用文献:
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