特許
J-GLOBAL ID:201103049271089441

α-アミラーゼ活性を有する新規なアルカリプルラナーゼY、これを産生する微生物及び新規なアルカリプルラナーゼYの製造法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 有賀 三幸 (外2名)
公報種別:特許公告
出願番号(国際出願番号):特願平1-242605
公開番号(公開出願番号):特開平3-108482
出願日: 1989年09月19日
公開日(公表日): 1991年05月08日
請求項(抜粋):
【請求項1】次の酵素化学的性質を有するアルカリプルラナーゼY。1)作用プルラン及び可溶性澱粉に作用し、プルランからは主としてマルトトリオース、可溶性澱粉からは主としてマルトテトラオース及びマルトペンタオースを生成する。また、グリコーゲンにも作用し、マルトテトラオース及びマルトペンタオースを生成する。2)基質特異性プルラン、可溶性澱粉及びグリコーゲンに作用する。3)作用pH及び最適作用pHプルランに対する作用pHは5〜12の範囲であり、最適作用pHは8.5〜10の範囲である。また、可溶性澱粉に対する作用pHは4〜12の範囲であり、最適作用pHは7〜9.5の範囲である。4)pH安定性プルランに対してpH6〜10.5の範囲で安定であり、可溶性澱粉に対してはpH4〜12の範囲で安定である(45°C、10分間処理による)。5)作用温度範囲及び最適作用温度プルラン及び可溶性澱粉に対して10〜65°Cの範囲で作用し、その最適作用温度は約50°Cである。6)温度安定性45°Cまでは極めて安定である(pH9.5の10mMグリシン-食塩-水酸化ナトリウム緩衝液中、30分間処理による)。7)分子量ソディウムドデシル硫酸(SDS)電気泳動法による分子量は200,000±5,000である。8)金属イオンの影響プルラナーゼ活性は、Hg2+、Mn2+、Pb2+で阻害される。また、α-アミラーゼ活性はHg2+、Mn2+、Pb2+、Zn2+、Cd2+で阻害される。
IPC (5件):
C12N 9/44 9161-4B ,  C12N 1/20 A 7236-4B ,  C12N 9/44 ,  C12R 1:07 ,  C12N 1/20

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