特許
J-GLOBAL ID:201103052311746409

アルカリプルラナーゼZ-1、これを生産する微生物及びアルカリプルラナーゼZ-1の製造法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 有賀 三幸 (外2名)
公報種別:特許公告
出願番号(国際出願番号):特願平1-226211
公開番号(公開出願番号):特開平3-087177
出願日: 1989年08月31日
公開日(公表日): 1991年04月11日
請求項(抜粋):
【請求項1】次の酵素化学的性質を有するアルカリプルラナーゼZ-I。1)作用プルランのα-1,6グルコシド結合を分解してマルトトリオースを生成する。また、澱粉、アミロペクチン、グリコーゲンまたはこれらの部分分解物のα-1,6グルコシド結合を加水分解する。2)基質特異性α-1,6グルコシド結合で分岐した枝分かれ構造を有する糖のうち、マルトース以上の重合度を有する枝分かれ構造を加水分解する。3)作用pH及び至適pH作用pHはpH5〜11の範囲であり、至適pHは9.5〜11の範囲である。4)pH安定性pH8から10の範囲で極めて安定であり、pH7〜10.5の範囲に於いても、50%以上の相対活性を有する(45°C、10分間処理による)。5)作用温度範囲及び最適温度10〜60°Cの範囲で作用し、その最適作用温度は約50°Cである。6)温度安定性40°Cまでは極めて安定である(pH9.5の10mMグリシン-食塩-水酸化ナトリウム緩衝液中、30分間処理による)。7)分子量ソジウムドデシル硫酸電気泳動法による分子量は120,000±5,000である。8)金属イオンの影響Hg2+,Cd2+,Mn2+及びPb2+で阻害される。9)界面活性剤の影響線状アルキルベンゼンスルフォン酸ナトリウム、アルキル硫酸エステルナトリウム塩、ポリオキシエチレンアルキル硫酸エステルナトリウム塩、α-オレフィンスルフォン酸ナトリウム、α-スルフォン化脂肪酸エステルナトリウム、アルキルスルフォン酸ナトリウム、ソジウムドデシル硫酸、石鹸及びソフタノール等の界面活性剤によって殆ど活性阻害を受けない。10)キレート剤の影響EDTA、EGTA、クエン酸及びゼオライトで殆ど活性阻害を受けない。11)プロテアーゼ耐性アルカリプロテアーゼに対して強い耐性を有する。
IPC (5件):
C12N 9/44 9359-4B ,  C12N 1/20 A 7236-4B ,  C12N 9/44 ,  C12R 1:07 ,  C12N 1/20
引用特許:
審査官引用 (1件)
  • 特願平1-226210
    出願番号:特願平1-226210  

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