特許
J-GLOBAL ID:201103052745021925

アルカリ耐性セルラーゼ

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 有賀 三幸 (外2名)
公報種別:特許公告
出願番号(国際出願番号):特願昭62-194141
公開番号(公開出願番号):特開平1-037286
出願日: 1987年08月03日
公開日(公表日): 1989年02月07日
請求項(抜粋):
【請求項1】次の酵素学的性質を有するアルカリ耐性のセルラーゼK-588。(1)作用カルボキシメチルセルロース、濾紙等の繊維素によく作用し、これらを溶解せしめ、グルコース等の還元糖を生成する。(2)基質特異性カルボキシメチルセルロースの他にも、リン酸膨潤セルロース、濾紙及びp-ニトロフェニルセロビオシドに対する活性を有する。(3)作用pH及び最適pH作用pH範囲は、3〜13である。最適pHは、7であり、4.5〜10.5の範囲に於いても至適pHに於ける活性の50%以上の相対活性を有する。(4)pH安定性pH5〜11.5で極めて安定で失活せず、pH4.5〜12.5に於いても、約50%以上の活性を維持する。(5)最適温度作用温度は、15〜80°Cの広範囲にわたり、その至適温度は60°Cである。また、45〜65°Cの範囲に於いても、至適温度での活性の50%以上を有している。(6)分子量約2.7万と3.0万に分子量のピークを有する(バイオゲルP-150を用いたゲル濾過法による)。(7)金属イオンの影響Hg2+で阻害される。(8)界面活性剤の影響LAS、AS、ES、AOS、α-SFE、SAS、石鹸、ポリオキシエチレンセカンダリーアルキルエーテルは、活性をほとんど阻害しない。(9)プロテアーゼ耐性プロテアーゼに対して耐性を有する。(10)キレート剤の影響EDTA、EGTA、トリポリリン酸ソーダ、ゼオライト、クエン酸は活性を阻害しない。
IPC (3件):
C12N 9/42 9152-4B ,  C12N 9/42 ,  C12R 1:07
引用特許:
審査官引用 (2件)
  • 特開昭61-155859
  • 特開昭57-141554

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