特許
J-GLOBAL ID:201103069680135740

プレス成型金型のスプリングバック見込み形状生成方法及び装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 三好 秀和 ,  高橋 俊一
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2010-023490
公開番号(公開出願番号):特開2011-164709
出願日: 2010年02月04日
公開日(公表日): 2011年08月25日
要約:
【課題】比較的単純な幾何演算で、かつ従来の手法に比べ成型誤差をより減少できるプレス成型金型のスプリングバック見込み形状が求まるプレス成型金型のスプリングバック見込み形状生成技術を提供する。【解決手段】本発明のプレス成型金型のスプリングバック見込み形状生成方法及び装置は、基準形状とスプリングバック後形状のメッシュの対応頂点において、変位がゼロの拘束点集合を発見し、拘束点集合を初期補正済み頂点集合とし、補正済み頂点集合に含まれ、その1近傍頂点が未補正頂点集合に含まれる基準形状頂点において見込み形状頂点の候補点を算出し、未補正1近傍頂点は通常複数あるのでそれら候補点の重心点をその未補正頂点の見込形状頂点と定め、この頂点を補正済み頂点に更新する処理を、未補正頂点がなくなるまで繰り返すことによってスプリングバック見込み形状を生成する。【選択図】 図1
請求項(抜粋):
コンピュータを用いたプレス成型金型のスプリングバック見込み形状生成方法であって、 (1)基準金型に対応する基準形状の三角形メッシュの頂点データ群を入力し、 (2)スプリングバック見込み形状算出のための逆回転の補正係数αを設定し、 (3)前記基準形状に対してプレス加工によるスプリングバック後形状の三角形メッシュの頂点データ群をスプリングバック解析により求め、 (4)前記基準形状とスプリングバック後形状との三角形メッシュの頂点データ群を対比してスプリングバックが生じていない不動頂点を求め、 (5)前記不動頂点を開始基準点として、基準形状の三角形メッシュの頂点p0jに発生するスプリングバック変位d1jが直前の基準形状の三角形メッシュの頂点p0j-1のスプリングバック変位ベクトルd1j-1分の平行移動と、直前のスプリングバック点pSB1j-1の周りのベクトル(p0j-p0j-1)の回転R(θ1j)との合成変換で表現し、 (6)前記基準形状とスプリングバック後形状との間で対応するメッシュ稜線長が不変であるという幾何拘束条件を設定し、前記基準形状の三角形メッシュの頂点p0jに対するスプリングバック見込み形状の三角形メッシュの頂点位置pCP1jを求める補正ベクトルd′1j(=pCP1j-p0j)を、前記直前の頂点p0j-1に対する補正ベクトルd′1j-1分の平行移動と、直前のスプリングバック見込み形状の三角形メッシュの頂点pCP1j-1周りの逆回転R(-αθ1j)との合成変換として求めることを特徴とするプレス成型金型のスプリングバック見込み形状生成方法。
IPC (3件):
G06F 17/50 ,  B21D 37/20 ,  B21D 22/00
FI (4件):
G06F17/50 612H ,  B21D37/20 Z ,  B21D22/00 ,  G06F17/50 680C
Fターム (4件):
4E050JB10 ,  4E050JD03 ,  5B046AA05 ,  5B046JA07
引用特許:
出願人引用 (4件)
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審査官引用 (4件)
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