特許
J-GLOBAL ID:201103071254904897

局所雨域予測方法および装置

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (1件): 伊藤 克博 (外1名)
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願平9-064665
公開番号(公開出願番号):特開平10-260267
特許番号:特許第3377076号
出願日: 1997年03月18日
公開日(公表日): 1998年09月29日
請求項(抜粋):
【請求項1】 計算手段を有する局所雨域予測手段を用いて局所雨域を予測する方法であって、前記局所雨域予測手段の画像入力部を用いて予測の対象とする雨域のレーダー画像を入力し、画像蓄積部に入力された時系列画像を蓄積し、輪郭線・法線検出部で、計算のために前記画像蓄積部から取り出した時系列の雨域のレーダー画像に前処理を行った後、前処理が行なわれたそれぞれのレーダー画像から雲のかたまりであるいくつかの適当なブロックを検出し、検出された前記ブロックの輪郭線を算出し、算出された前記輪郭線を所定の手順によって複数の輪郭点で離散化し、前記輪郭点を基点として前記輪郭線の接線と法線とを算出し、変位ベクトル検出部で、前時点の前記法線を前記基点から前記輪郭線の外側ならびに内側方向に、後時点の雨域の輪郭線と交わるまで延長し、該基点と該交点の座標から法線ベクトルと法線の速度ベクトルとを算出し、流体方程式補間部で、流体方程式の該当項に、部分的に得られた前記速度ベクトルを初期値として代入して、該画像のフレーム全体にわたって速度ベクトル値を補間し、必要とする未来の時間まで繰り返して補間を行って所望の予測速度ベクトルを算出し、算出された該速度ベクトルと前記雨域の形状濃淡値情報とを濃度拡散・移流方程式の所定の項に代入することで、雨域の変化予測を行い、出力部で、得られた変化予測に基づく予測画像を外部に出力する、局所雨域予測方法。
IPC (4件):
G01W 1/10 ,  G01S 13/95 ,  G06F 17/00 ,  G06T 1/00
FI (4件):
G01W 1/10 T ,  G01S 13/95 ,  G06F 15/20 F ,  G06F 15/62 380

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