特許
J-GLOBAL ID:201103088879262230

ガス検知装置及びガス検知方法

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 北村 修一郎 ,  東 邦彦
公報種別:公開公報
出願番号(国際出願番号):特願2011-073629
公開番号(公開出願番号):特開2011-227069
出願日: 2011年03月29日
公開日(公表日): 2011年11月10日
要約:
【課題】検出対象ガスの有無及び濃度の検出を行うに、非検出対象ガスの影響を排除し、消費電力の低減を図ることができながらも、ガス漏れ発生から警報を発するまでの時間を短くして検知応答規定時間内に警報を発することが可能な技術を提供する。【解決手段】ガス検知装置であって、筐体の外部に存在する検出対象ガスが筐体の内部に設けられたセンサ素子に到達してガス検知層にて検出対象ガスが警報すべき濃度以上存在することの検出が可能となる下限時間の検知応答時間と、筐体の外部に存在する検出対象ガスを筐体内のガス検知層にて検出することが必要とされる時間の検知応答規定時間とに関して、ガス種を判定するガス種判定手段による判定結果に基づいて、検出タイミングが、検知応答時間以上かつ検知応答規定時間よりも短く設定された時間帯内となるように、通常周期を変更する通電周期変更手段を備えた。【選択図】図4
請求項(抜粋):
検出対象ガスとの接触により電気的特性が変化するガス検知層、及び前記ガス検知層を加熱するヒータ層を形成したセンサ素子と、 前記ヒータ層へ所定の通常周期で通電を行って、前記ガス検知層の温度を変化させる通電駆動手段と、 ヒータ層通電時の検出タイミングにおける前記ガス検知層の電気的特性に基づいて、前記検出対象ガスを検出するガス検出手段とを備えたガス検知装置であって、 外部から前記検出対象ガスが流入可能なガス流入口を備えた筐体の内部に前記センサ素子が設けられるとともに、前記ガス流入口から前記筐体の内部に至る間の流路に非検出対象ガスが付着するフィルタ手段が設けられ、 前記筐体の外部に存在する前記検出対象ガスが前記筐体の内部に設けられた前記センサ素子に到達して、前記ガス検知層にて前記検出対象ガスが警報すべき濃度以上存在することを検出することが可能となる下限時間である検知応答時間と、前記筐体の外部に存在する前記検出対象ガスを、前記筐体の内部に設けられた前記センサ素子の前記ガス検知層にて検出することが必要とされる時間である検知応答規定時間とに関して、 前記ヒータ層通電時の前記ガス検知層の電気的特性に基づいて、前記ガス検知層の雰囲気中に存在するガス種を判定するガス種判定手段を備え、 前記ガス種判定手段による判定結果に基づいて、前記検出タイミングが、前記検知応答時間以上、かつ、前記検知応答規定時間よりも短く設定された時間帯内となるように、前記通常周期を変更する通電周期変更手段を備えたガス検知装置。
IPC (1件):
G01N 27/12
FI (1件):
G01N27/12 A
Fターム (12件):
2G046AA02 ,  2G046AA19 ,  2G046AA21 ,  2G046BA01 ,  2G046BB02 ,  2G046BD01 ,  2G046BD03 ,  2G046BD05 ,  2G046BE03 ,  2G046BF05 ,  2G046DB04 ,  2G046DB07
引用特許:
出願人引用 (9件)
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審査官引用 (9件)
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