特許
J-GLOBAL ID:201103099769056440

動きベクトル検出装置、動きベクトル検出方法、及び、動きベクトル検出プログラム

発明者:
出願人/特許権者:
代理人 (2件): 三好 秀和 ,  勝 治人
公報種別:特許公報
出願番号(国際出願番号):特願2007-012410
公開番号(公開出願番号):特開2008-181187
特許番号:特許第4486974号
出願日: 2007年01月23日
公開日(公表日): 2008年08月07日
請求項(抜粋):
【請求項1】 移動対象を含む画像を入力する画像入力手段と、 入力された前記画像を時系列に蓄積する画像蓄積手段と、 蓄積された前記画像を読み出して、前記画像毎に異なる空間解像度を有する階層画像を生成して階層画像蓄積手段に蓄積する階層画像生成手段と、 時刻tにおける画像の座標位置(x,y)の輝度をI(x,y,t)とし、時系列な2枚の画像間において前記座標位置で変動する輝度の変動量をIxυ+Iyν+It(但し、υはx軸方向の速度ベクトル、νはy軸方向の速度ベクトル)と定義し、当該2枚の画像間での時間経過で生じる拡散現象の拡散量をλ((∂2/∂x2)+(∂2/∂y2))I(但し、λは拡散係数)と定義すると共に、減衰現象の減衰量を-κexp(x(t),t)(但し、κは減衰係数)と定義して、前記輝度の変動量から前記拡散現象の拡散量と前記減衰現象の減衰量との和を差し引いた誤差関数を導き、当該誤差関数をロバスト統計学に基づくロバスト関数に代入した目的関数を導出して目的関数格納手段に格納する目的関数導出手段と、 格納された前記目的関数を読み出し、当該目的関数に含まれる未知数(前記x軸方向の速度ベクトルυ,前記y軸方向の速度ベクトルν,前記拡散係数λ,前記減衰係数κ)を差分法に従って離散化し、連続する2枚の前記画像に対する前記階層画像のうち空間解像度の低い2枚の前記階層画像の輝度の値を、離散化した前記未知数を有する前記目的関数に代入し、前記離散化した未知数のすべてに初期値ゼロを与えて、最急降下法で使用されるθp+1=θp-μ(∂Ep/∂θp)(但し、θは前記未知数,pは反復回数,Eは前記目的関数)を用いて|υp+1-υp|と|νp+1-νp|とが予め定めた値以下に収束するまで繰り返し計算することで、前記移動対象のx軸方向及びy軸方向の速度ベクトルを仮推定して仮速度ベクトル格納手段に格納する速度ベクトル仮推定手段と、 格納された前記目的関数と仮推定された前記x軸方向及び前記y軸方向の速度ベクトルとを読み出し、当該x軸方向及び当該y軸方向の速度ベクトルと次に空間解像度の高い2枚の前記階層画像の輝度の値とを、前記離散化した未知数を有する前記目的関数に代入し、前記|υp+1-υp|と前記|νp+1-νp|とが予め定めた値以下に収束するまで繰り返し計算することで、前記移動対象のx軸方向及びy軸方向の速度ベクトルを本推定して速度ベクトル格納手段に格納する速度ベクトル本推定手段と、 を有することを特徴とする動きベクトル検出装置。
IPC (2件):
G06T 7/20 ( 200 6.01) ,  H04N 7/32 ( 200 6.01)
FI (2件):
G06T 7/20 B ,  H04N 7/137 Z
引用特許:
出願人引用 (4件)
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審査官引用 (4件)
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