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J-GLOBAL ID：201202215373138197   整理番号：12A1065060

国際宇宙ステーション時代の結晶成長 その1 微小重力環境を利用したファセット的セル状結晶成長その場観察実験

In-situ Observation Experiment on Mechanism of Faceted Cellular Array Growth under Microgravity

著者 (5件)： 稲富裕光 (宇宙航空研究開発機構 宇宙科研) ,  芦田幹大 (横浜国大 大学院環境情報研究院) ,  阪田薫穂 (宇宙航空研究開発機構 宇宙科研) ,  WANG Jincheng (Northwestern Polytechnical Univ., Xi’an, CHN) ,  奥谷猛 (横浜国大 大学院環境情報研究院)
資料名： 日本結晶成長学会誌  (Journal of the Japanese Association of Crystal Growth)
巻： 39  号： 1  ページ： 11-16  発行年： 2012年04月 
JST資料番号： F0452B  ISSN： 0385-6275  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 国際ステーション(ISS)の微小重力環境を利用して,モデル物質であるザロール/t-ブチルアルコール混合物でのファセット的セル状成長のその場観察実験を行なった。ファセット的セル状組織とはファセット面で構成された鋸歯状の成長界面形態で特徴づけられ,ファセット間にセル境界が形成される。界面の凹凸部の存在はドーパントの偏析や欠陥形成の原因になるため,ファセット的セル状組織の形成機構は,高品質デバイスの作製技術の開発の観点からも興味深い。本実験ではザロール/t-ブチルアルコールを微小重力環境下で部分溶解した後に一定温度勾配下で一方向凝固お行なった。次のような結果が得られた。(1)高い分解能で固体/液体界面近傍でカイネティクス過冷却を得ることに成功した。(2)最大カイネティクス過冷却をもつ点で界面の崩壊が起こった。

シソーラス用語： *微小重力 ,  宇宙ステーション ,  *モデル化合物 ,  混合物 ,  *ファセット ,  その場観察 ,  *セル構造 ,  アルコール ,  *一方向凝固 ,  過冷却 ,  固液界面 ,  脂肪族アルコール
準シソーラス用語： ファセット的セル構造 ,  国際宇宙ステーション

分類 (1件)： 結晶成長一般  (BK13010Q)

物質索引 (1件)： t-ブチルアルコール

タイトルに関連する用語 (6件)： 宇宙ステーション ,  結晶成長 ,  微小重力環境 ,  セル ,  その場観察 ,  実験