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J-GLOBAL ID：201202217468239783   整理番号：12A0054140

自動車排気ガス触媒 TiO₂(110)上に沈着されたサイズ選択Ptクラスタの原子レベル解析及び触媒活性

Automotive Exhaust Catalyst: Atomic-level Analysis and Catalytic Activity of Size-selected Pt Clusters Deposited on TiO₂(110)

著者 (4件)： WATANABE Yoshihide (Toyota Central R&D Labs., Inc.) ,  ISOMURA Noritake (Toyota Central R&D Labs., Inc.) ,  HIRATA Hirohito (Toyota Motor Corp.) ,  WU Xingyang (Shanghai Univ.)
資料名： R&D Review of Toyota CRDL (Web)  (R&D Review of Toyota CRDL (Web))
巻： 42  号： 1  ページ： 51-62 (WEB ONLY)  発行年： 2011年03月 
JST資料番号： U0252A  ISSN： 2186-9014  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 自動車排気ガス触媒のような不均一触媒の開発のため,金属酸化物基板上サイズ選択クラスタの触媒的及び電子的性質を研究する新しい実験的セットアップ開発した。装置はサイズ選択クラスタ源,発光分光計,走査トンネル顕微鏡(STM)及び高圧反応セルからなる。高圧反応セル測定は,実用的使用での場合と酷似する条件下での触媒的性質の情報が提供される。ソフトランディング条件下でTiO₂(110)上沈着されたサイズ選択Pt_n(n=4,7-10,15)クラスタを研究した。触媒活性測定から,触媒活性はクラスタサイズに依存することを認めた。クラスタの原子配列の同定が可能な,表面でのサイズ選択クラスタの原子分解イメージを得ることができた。Pt₇よりも小さなクラスタでは,平面構造で表面に平らに位置するが,平面から三次元(3D)への転移はTiO₂上n=8で起る。結合エネルギーPt 4f_7/2はn=7以上のクラスタサイズ以上で急激に減少し,n=8以上で減少は緩慢となる。その変曲点(n=8)は平面から3D転移のクラスタサイズと一致する。TiO₂上のサイズ選択Ptクラスタのコアレベルシフトはクラスタ構造と密に相関する。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *白金触媒 ,  酸化チタン ,  結晶面 ,  粒子 ,  クラスタ ,  サイズ効果 ,  走査型トンネル顕微鏡 ,  発光スペクトル ,  高圧反応器 ,  *触媒活性 ,  気固界面 ,  *自動車排出ガス
準シソーラス用語： *自動車排気ガス ,  金属粒子 ,  走査トンネル顕微鏡 ,  二酸化チタン

分類 (2件)： 排ガス処理  (PB02060U) ,  貴金属触媒  (CB06122I)

引用文献 (46件)：

• (1) Heiz, U., Vanolli, F., Trento, L. and Schneider, W.-D., Rev. Sci. Instrum., Vol.68 (1997), p.1986.
• (2) Heiz, U., Appl. Phys. A: Mater. Sci. Process., Vol.67, No.6 (1998), p.621.
• (3) Heiz, U., Vanolli, F., Sanchez, A.and Schneider, W.-D., J. Am. Chem. Soc., Vol.120 (1998), p.9668.
• (4) Lee, S., Fan, C., Wu, T., and Anderson, S., I Chem. Phys., Vol.123 (2005), p.124710.
• (5) Berlowitz, P. J., Peden, C. H. F. and Goodman, D. W., J. Phys. Chem., Vol.92 (1988), p.5213.

タイトルに関連する用語 (10件)： 自動車 ,  排気ガス触媒 ,  TiO2 ,  沈着 ,  サイズ ,  Pt ,  クラスタ ,  原子 ,  解析 ,  触媒活性