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J-GLOBAL ID：201202221560899584   整理番号：12A0573927

トウモロコシ(Zea mays L.)の不耕起播種栽培における土壌物理性が播種精度および初期生育に及ぼす影響

Effect of Soil Physical Properties on Seeding Accuracy and Early Growth of Silage Corn (Zea mays L.) Sown by No-tillage Seeder.

著者 (6件)： 森田聡一郎 (農業技術研究機構 畜産草地研) ,  中尾誠司 (農業技術研究機構 畜産草地研) ,  菅野勉 (農業技術研究機構 畜産草地研) ,  黒川俊二 (中央農業研究セ) ,  佐藤節郎 (農業技術研究機構 畜産草地研) ,  吉村義則 (農業技術研究機構 畜産草地研)
資料名： 日本草地学会誌  (Japanese Journal of Grassland Science)
巻： 57  号： 4  ページ： 185-189  発行年： 2012年01月15日 
JST資料番号： Y0119B  ISSN： 0447-5933  CODEN： NSGIDM  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 飼料二毛作体系下でのトウモロコシ不耕起播種において,土壌物理性が播種精度および初期生育に及ぼす影響を調査するために,トラクタを走行させた試験区(踏圧区)に対しトリプルディスク方式の不耕起播種機を用いて播種を行った。その結果,踏圧区では土壌硬度とせん断抵抗値が増加し,また土壌粒径の増加が確認された。それにあわせ,踏圧区における播種精度の低下はみられなかったものの,苗立率および初期生育はロータリ耕区と比較して大幅に低下し,これは土壌の土塊化が原因であると考えられた。これらのことから,二毛作条件でトウモロコシの不耕起播種を行うには,切削された播種溝において,種子と接触する土壌をより細かく砕土する必要性が認められた。(著者抄録)

シソーラス用語： *トウモロコシ ,  *飼料作物 ,  *播種 ,  播種機 ,  *不耕起栽培 ,  土壌物理特性 ,  成長段階 ,  植物成長 ,  硬度 ,  抵抗 ,  砕土 ,  二毛作 ,  栃木県
準シソーラス用語： 初期生育 ,  土壌硬度 ,  *不耕起播種 ,  不耕起播種機 ,  剪断抵抗

分類 (1件)： 飼料作物,草地  (FC03050J)

引用文献 (14件)：

• ASSAEED, AM. Effect of soil compaction on growth, yield and light interception of selected crops. Ann Appl Biol. 1990, 117, 653-666
• BAKER, CJ. No-Tillage Seeding Science and Practice. 1996, 1-272
• 福田晋. コントラクター-つくり方 活かし方-. 2008, 1-132
• 金谷豊. 重粘土壌の耕うん方法に関する研究(第2報)-水田と転換畑における砕土率向上技術-. 農業機械学会誌. 1989, 51, 45-53
• 川崎哲郎. 耕地の深耕効果の持続性-トラクタの踏圧が土壌の物理性に及ぼす影響-. 愛媛県農試研報. 1987, 29, 144-149

タイトルに関連する用語 (6件)： トウモロコシ ,  不耕起播種 ,  栽培 ,  土壌物理性 ,  播種 ,  初期生育