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J-GLOBAL ID：201202224669088798   整理番号：12A1250973

搾乳牛における乳量,乳脂量,乳タンパク量(あるいはSNF量)と生産寿命の経済価値(2)

著者 (8件)： 富樫研治 (家畜改良事業団) ,  田鎖直澄 (農研機構 北海道農業研究セ) ,  大澤剛史 (家畜改良セ) ,  仲西孝敏 (家畜改良セ) ,  山口茂樹 (家畜改良事業団) ,  相原光夫 (家畜改良事業団) ,  岩間悟 (家畜改良事業団) ,  松本成生 (家畜改良事業団)
資料名： 畜産の研究  (Sustainable Livestock Production and Human Welfare)
巻： 66  号： 9  ページ： 899-906  発行年： 2012年09月01日 
JST資料番号： G0644A  ISSN： 0009-3874  CODEN： CKNKAJ  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 短報  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本稿には,1)結果と考察,2)結論だけが記載されており,目的と方法は前報に記載されている。乳成分をミルク担体量,乳脂量,乳蛋白量に分けた場合の,各産乳成分の生産寿命と経済価値を解析した。その結果,飼料費の上昇に伴って,飲用乳の乳脂量の経済価値が低下することが分かった。一方加工乳では,飼料費の上昇に伴って,乳脂量や蛋白量の経済価値が上昇することが分かった。したがって,飼料費が高くなるにつれ,飲用乳では乳脂量や生産寿命に比べて,乳量の育種価が高い牛の経済価値が高くなった。一方加工乳では飼料料が高くなっても,乳脂量や蛋白量の高い牛の経済価値が高くなった。

シソーラス用語： *乳牛 ,  搾乳 ,  成分 ,  育種価 ,  価値 ,  原価 ,  寿命
準シソーラス用語： *飲用乳 ,  *加工乳 ,  経済価値 ,  搾乳牛 ,  飼料費 ,  生産寿命 ,  乳成分

分類 (1件)： 牛  (FD02020Y)

引用文献 (17件)：

• Allaire F.R. and J.P.Gibson. 1992.Genetic values of herd life adjusted for milk production. J. Dairy Science 75,1349-1356.
• Dommerholt J. and J.B.M. Wilmink.1986.Optimal selection response under varying milk prices and margins for milk production.Livestock Production Science 14,109-121.
• Harris B.L.and A.E.Freeman. 1993. Economic weights for milk yield traits and herd life under various economic conditions and production quotas. J.Dairy Science 76,868-879.
• Hutjens M.F.2006. Managing milk components. http//www.livestocktrail. illinois.edu/uploads/dairynet/papers/
• 家畜改良事業団.2012.牛群検定成績.http:f/liaj.lin.gr,jp/japanese/kentei/kentei.html

タイトルに関連する用語 (7件)： 搾乳牛 ,  乳量 ,  乳脂 ,  乳タンパク ,  SNF ,  生産寿命 ,  経済価値