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J-GLOBAL ID:201202225036636130   整理番号:12A1057723

湖岸生態系の保全・修復および管理に関する政策課題研究-湖岸地形と生物からみた琵琶湖岸の現状と変遷および保全の方向性-

著者 (10件):
資料名:
号:ページ: 113-149,4,9  発行年: 2012年03月 
JST資料番号: Y0461B  ISSN: 1882-8612  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
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琵琶湖湖岸全域の環境劣化の現状と生態系の健全性を調べ,湖岸生態系保全の方向を検討した。GIS,現地調査,古地図などの調査によった。それらのデータを解析した結果,次のことが分かった,琵琶湖湖岸は風波の卓越や湖岸の急傾斜などの大湖沼的特性をもつ地域(大部分の北湖湖岸)と風波が弱く浅い小湖沼的特性の地域(内湖,南湖と北湖の一部)があり,両者が一体となって多様な生態系が形成されてきた。しかし,湖岸の改変によって,明治以降,とくに内湖と南湖本湖の線水域が著しく減って,生物の生育・生息環境が激変した。そのため,在来野生生物の保全には,それら生育・生息環境の修復が重要である。また,人工湖岸が多くなり,湖岸多様な形態が失われてきているため,生態系保全の視点も入れた湖岸の景観形成を進める必要がある。琵琶湖の水位は長期的に低下傾向にあり,生態系に配慮した水位操作のあり方が保全の鍵を握っている。琵琶湖本湖については,従来の内湖的な環境への改変方向から,自然の形成作用を活かして環境を維持していく方向にすることが,本来の生態系を取り戻すことにつながる。
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分類 (1件):
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自然保護 

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