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J-GLOBAL ID：201202234077264084   整理番号：12A1172012

宇宙塵凝縮体の成長と粒子相互作用モデルの再検討

Growth of Cosmic Dust Aggregates and Reexamination of Particle Interaction Models

著者 (4件)： TANAKA Hidekazu (Hokkaido Univ., Sapporo, JPN) ,  WADA Koji (Chiba Inst. Technol., Narashino, JPN) ,  SUYAMA Toru (Nagano City Museum, Nagano, JPN) ,  OKUZUMI Satoshi (Nagoya Univ., Nagoya, JPN)
資料名： Progress of Theoretical Physics. Supplement  (Progress of Theoretical Physics. Supplement)
号： 195  ページ： 101-113  発行年： 2012年08月08日 
JST資料番号： Z0965A  ISSN： 0375-9687  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 解説  発行国： 日本 (JPN)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 塵成長は原始惑星系円盤内の惑星形成の第一段階である。塵成長はまた原始惑星系円盤の温度に影響を与える。しかし塵成長過程には大きい不確定性が存在する。この不確定性は主に塵の内部構造と衝突結果における未知の因子に起因する。塵構造と衝突結果は互いに密接に関連しているかも知れない。近年,凝縮体衝突と成長に関して多くの理論的研究がなされている。本論文ではこれら理論的研究における注目すべき結果を,主として我々集団による塵衝突の数値シミュレーションに焦点を当て紹介した。塵衝突の数値シミュレーションにおいて,塵凝縮体の構成粒子間に相互作用モデルを採用した。粒子衝突の分子動力学シミュレーションを行い,粒子相互作用モデルの再検討を開始した。またこの分子動力学シミュレーションの予備的結果を報告した。(翻訳著者抄録)

シソーラス用語： *宇宙塵 ,  *凝集体 ,  *惑星進化 ,  内部構造 ,  計算機シミュレーション ,  モデル検査 ,  Lennard-Jonesポテンシャル ,  反発係数
準シソーラス用語： 惑星形成 ,  原始惑星系円盤 ,  粒子衝突 ,  粒子成長 ,  分子動力学シミュレーション

分類 (2件)： 星雲  (DB06000W) ,  惑星  (DB04020E)

引用文献 (34件)：

• WEIDENSCHILLING, S. J. Icarus. 1980, 44, 172
• NAKAGAWA, Y. Icarus. 1981, 45, 517
• TANAKA, H. Astrophys. J. 2005, 625, 414
• DULLEMOND, C. P. Astron. Astrophys. 2005, 434, 971
• BRAUER, F. Astron. Astrophys. 2008, 480, 859

タイトルに関連する用語 (5件)： 宇宙塵 ,  凝縮体 ,  成長 ,  相互作用 ,  モデル