抄録/ポイント:
抄録/ポイント
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青山学院大学のAoyama-Portalにはレポート回収システムがあるが一覧性や検索性が悪く,評価に至るまでシームレスに作業できて神経を使う従来作業の軽減が求められている。本論文では,学生によるレポートの確認・提出,教員によるレポートの設置,受付終了処理,レポート採点,最終評価を可能とするレポート受領・管理・評価システムを構築した。データベースとサーバーサイド・スクリプトを連携させるWebアプリケーションであり,クライアントからのリクエストはサーバ上のPHP(Hypertext Preprocessor)スクリプトを介してSQL(Sequence Query Language)文が発行される。教員がログインすると一致する教員個人データを探して科目データから担当科目一覧を表示し,各科目内にレポートの採点と成績評価のためのリンクを設置する。「採点」では科目内に設置されたレポートの一覧,レポートごとの受付の設定,提出済みレポートの参照,採点が行え,「成績評価」では当該科目を履修する学生の各レポートの評価を一覧表示して評価を支援する。また,学生がログインすると履修科目一覧が表示され,各科目のレポートを一覧できて提出済みレポートの確認や受付中のレポート提出が行える。本システムを利用することで未提出や未採点の確認が容易になり,それらを減らせる利点を示した。