文献
J-GLOBAL ID:201202234314839771   整理番号:12A1420914

製紙スラッジ焼却灰造粒材料のコンクリート用骨材としての適用性評価

Evaluation of Applicability of Granulated Paper Sludge Ash to Concrete Aggregate
著者 (4件):
資料名:
巻: 128  号: 10/11  ページ: 576-583  発行年: 2012年09月25日 
JST資料番号: F0463A  ISSN: 1881-6118  資料種別: 逐次刊行物 (A)
記事区分: 原著論文  発行国: 日本 (JPN)  言語: 日本語 (JA)
抄録/ポイント:
抄録/ポイント
文献の概要を数百字程度の日本語でまとめたものです。
部分表示の続きは、JDreamⅢ(有料)でご覧頂けます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。
本稿では,同様の工程で製造できる造粒材料対象に検討することとし,製紙スラッジ焼却灰(PS灰)造粒材料のコンクリート用骨材としての適用性を評価する。まず,排出されるPS灰の物理・化学的性質を把握し,点載荷試験による強度評価からPS灰造粒材料の配合を検討する。次にコンクリート用骨材の観点からPS灰造粒材料の粒度分布,密度,吸水率,実績率などを評価する。またPS灰造粒材料を骨材として用いたコンクリートのフレッシュ時および硬化後の性状を評価する。さらに耐久性として乾燥収縮,機密性および耐凍害性を評価し,PS灰造粒材料のコンクリート用骨材としての適用性を評価する。得られた成果を以下に要約する。1)PS灰の主成分はSiO2,Al2O3およびCaOである。2)製造されたPS灰造粒材料はコンクリート用骨材として粒度調製の必要がある。3)PS灰造粒骨材を用いたコンクリートの所定のスランプが得られるための単位水量は,通常骨材を用いた場合より減少する。4)粗骨材にPS灰造粒骨材を用いた場合,モルタル分の強度よりも粗骨材の強度が小さいことからコンクリートとしての強度が小さくなる。5)PS灰造粒骨材を細骨材に用いたコンクリートは乾燥収縮量が大きく,使用範囲が限定されるものと推察される。
シソーラス用語:
シソーラス用語/準シソーラス用語
文献のテーマを表すキーワードです。
部分表示の続きはJDreamⅢ(有料)でご覧いただけます。
J-GLOBALでは書誌(タイトル、著者名等)登載から半年以上経過後に表示されますが、医療系文献の場合はMyJ-GLOBALでのログインが必要です。

分類 (2件):
分類
JSTが定めた文献の分類名称とコードです
資源回収利用  ,  骨材 
引用文献 (19件):
  • Ehime prefecture. Ehime eco-town plan. 2006, 19-20
  • IWAHARA, H. J. Soc. of Mat. Sci., Japan. 2008, 57, 515-522
  • YOSHIMOTO, N. J. Soc. of Mat. Sci., Japan. 2005, 54, 1111-1116
  • YOSHIMOTO, N. J. JSCE C. 2006, 62, 246-257
  • RUI, D. J. JSCE C. 2006, 62, 562-572
もっと見る
タイトルに関連する用語 (5件):
タイトルに関連する用語
J-GLOBALで独自に切り出した文献タイトルの用語をもとにしたキーワードです

前のページに戻る