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J-GLOBAL ID：201202235289633973   整理番号：12A0797617

モンゴル国における家畜ウマの行動パターンと放牧地利用について

Studies on land use patterns and behavior of the domestic horses grazing in Mongolia

著者 (6件)： 一條将克 (酪農学園大 環境システム) ,  一條将克 (パスコ) ,  星野仏方 (酪農学園大 農食環境学群) ,  星野仏方 (酪農学園大 大学院酪農学研究科) ,  GANZORIG Sumiya (酪農学園大 大学院酪農学研究科) ,  川島健二 (酪農学園大 大学院酪農学研究科)
資料名： 酪農学園大学紀要 自然科学編(Web)  (Journal of Rakuno Gakuen University. Natural Science (Web))
巻： 36  号： 2  ページ： 363-375 (WEB ONLY)  発行年： 2012年04月 
JST資料番号： U0233A  ISSN： 2187-0500  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： 日本 (JPN)  言語： 日本語 (JA)

抄録/ポイント： 本研究は,モンゴル国において家畜ウマ(Equus caballus)の行動パターンと放牧地利用を調査するための新たな調査手法の提案をした。従来の手法では,GPSを装着した家畜ウマが放牧利用した地点をリアルタイムに現地調査することができなかったが,本研究の調査手法は放牧に利用した地点を確実にリアルタイムに特定することができた。この新たな調査手法を用いてモンゴル国トゥブ県とウブルハンガイ県において家畜ウマの行動パターンと放牧地利用の解析を行った。その結果,植物の活性度の高い放牧地は低い放牧地より家畜ウマの行動面積が0.39km²狭く,1つの区画を2.1倍長く利用していることがわかった。すなわち,植物の活性度の高い地域で放牧された家畜ウマは好みの植生が十分にあるので1箇所で満腹になるまで長い時間好みの植生を食べ,その後移動するという行動パターンを取るためにこのような結果になったと考えられる。(著者抄録)

シソーラス用語： *ウマ ,  牧草地 ,  モンゴル国 ,  *動物行動 ,  指標 ,  速度 ,  高さ ,  生息場所 ,  GPS
準シソーラス用語： GPS【位置決め】 ,  移動速度 ,  植生指数 ,  標高 ,  行動圏

分類 (2件)： 馬  (FD02030J) ,  個生態学  (EE03020H)

タイトルに関連する用語 (5件)： モンゴル ,  家畜 ,  ウマ ,  行動パターン ,  放牧地