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J-GLOBAL ID：201202242626714987   整理番号：12A0138803

リンパ節はSIV感染マカクザルにおいて複合抗レトロウイルス治療の休止で血漿ウイルス血症のリバウンドを引き起こすウイルス貯蔵部位を宿す

Lymph nodes harbor viral reservoirs that cause rebound of plasma viremia in SIV-infected macaques upon cessation of combined antiretroviral therapy

著者 (10件)： HORIIKE Mariko ,  IWAMI Shingo ,  KODAMA Makoto ,  SATO Akihiko ,  WATANABE Yuji ,  YASUI Mika ,  ISHIDA Yuki ,  KOBAYASHI Takeshi ,  MIURA Tomoyuki ,  IGARASHI Tatsuhiko
資料名： Virology  (Virology)
巻： 423  号： 2  ページ： 107-118  発行年： 2012年02月20日 
JST資料番号： H0793A  ISSN： 0042-6822  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： オランダ (NLD)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： HIV感染の治療を見いだす試みは高活性抗ウイルス剤療法に抵抗するウイルス貯蔵部位の存在によって阻まれている。これらの貯蔵部位の性状を同定するために,4匹のSIV239感染マカクザルに1年間複合抗レトロウイルス剤治療(cART)を行なった。血漿ウイルスRNA(vRNA)は効率的に抑制されたが,全身的解析はvRNAが次の順序: リンパ組織>肺と腸>他の組織に従って分布していることを明らかにした。組織化学的にはウイルスサインを持っている細胞を検出しなかった。検出のチャンスを増すために,2匹の更なるSIV感染動物をcART処理し,その休止後の10日目を解析した。これらの動物も前の動物達と同様のvRNA分布パターンを示し,免疫組織化学は腸間膜リンパ節(MLN)の濾胞に主としてあるNef陽性Tリンパ細胞を明らかにした。これらのデータは,MLNを含むリンパ組織が治療休止に伴う血漿ウイルス血症リバウンドを引き起こしうる主たる細胞貯蔵部位を含むことを示唆する。Copyright 2012 Elsevier B.V., Amsterdam. All rights reserved. Translated from English into Japanese by JST.

シソーラス用語： *サル免疫不全ウイルス ,  ウイルス血症 ,  サル ,  抗ウイルス薬 ,  *薬物療法 ,  生体内分布 ,  *リンパ節 ,  病態モデル ,  再発 ,  ヘルパーT細胞 ,  RNA【核酸】 ,  DNA結合タンパク質 ,  ウイルスタンパク質 ,  転写因子 ,  T細胞
準シソーラス用語： Tリンパ球 ,  マカクザル ,  *高活性抗レトロウイルス薬療法 ,  *腸間膜リンパ節 ,  CD4+ Tリンパ球 ,  ウイルスRNA ,  Nef蛋白質

分類 (3件)： 感染症・寄生虫症の治療  (GD01030D) ,  抗ウイルス薬の基礎研究  (GW17040O) ,  ウイルス感染の生理と病原性  (EG04042Y)

タイトルに関連する用語 (12件)： リンパ節 ,  SIV ,  感染 ,  マカクザル ,  レトロウイルス ,  治療 ,  休止 ,  血漿 ,  ウイルス血症 ,  リバウンド ,  ウイルス ,  貯蔵部