文献

J-GLOBAL ID：201202243279598145   整理番号：12A0858415

ウレア官能化ポリ(フェニレンブタジイニレン)凝集体の解離プロセスに基づく蛍光ターンオン感知

Fluorescence Turn-On Sensing of Anions Based on Disassembly Process of Urea-Functionalized Poly(phenylenebutadiynylene) Aggregates

著者 (8件)： SAKAI Ryosuke (Hokkaido Univ., Sapporo, JPN) ,  NAGAI Atsushi (Hokkaido Univ., Sapporo, JPN) ,  TAGO Yasuyuki (Hokkaido Univ., Sapporo, JPN) ,  SATO Shin-ichiro (Hokkaido Univ., Sapporo, JPN) ,  NISHIMURA Yoshinobu (Univ. Tsukuba, Tsukuba, JPN) ,  ARAI Tatsuo (Univ. Tsukuba, Tsukuba, JPN) ,  SATOH Toshifumi (Hokkaido Univ., Sapporo, JPN) ,  KAKUCHI Toyoji (Hokkaido Univ., Sapporo, JPN)
資料名： Macromolecules  (Macromolecules)
巻： 45  号： 10  ページ： 4122-4127  発行年： 2012年05月22日 
JST資料番号： B0952A  ISSN： 0024-9297  CODEN： MAMOBX  資料種別： 逐次刊行物 (A)
記事区分： 原著論文  発行国： アメリカ合衆国 (USA)  言語： 英語 (EN)

抄録/ポイント： 1-[3,5-ビス(トリフルオロメチル)フェニル]-3-(2,4-ジエチニルフェニル)ウレアのCu(I)錯体で仲介された酸化的カップリング重合でポリ(フェニレンブタジイニレン)を合成した。Mn=1.4×10⁴,PDI=2.6であった。0.1%のDMSOを含むTHF溶液は裸眼では検知できない弱い蛍光を発したが,F^-アニオン存在下で蛍光は10倍に増強し,また同時に赤外変移した(アニオンで誘起された分子間水素結合錯体形成のため)。NMR,DLS,蛍光減衰の測定から,蛍光のターンオンはポリマのウレア単位のアニオン認識でトリガされたポリマ凝集体解離によることがわかった。

シソーラス用語： 蛍光センサ ,  ターンオン ,  自己集合 ,  *凝集体 ,  *解離 ,  *ウレア化合物 ,  *ジイン ,  水素結合 ,  水素結合錯体 ,  *ポリフェニレンエチニレン ,  分子認識 ,  蛍光スペクトル ,  蛍光減衰
準シソーラス用語： アニオン認識 ,  フルオリド

分類 (3件)： 高分子溶液の物理的性質  (CG02013S) ,  芳香族単環尿素・カルバミド酸・グアニジン  (CF05220O) ,  分析試薬  (CC02030D)

物質索引 (2件)： テトラブチルアンモニウムフルオリド ,  1-[3,5-ビス(トリフルオロメチル)フェニル]-3-(2,4-ジエチニルフェニル)尿素

タイトルに関連する用語 (8件)： ウレア ,  官能化 ,  凝集体 ,  解離 ,  プロセス ,  蛍光 ,  ターンオン ,  感知